農家ハンターQ&A

Q&A

くまもと☆農家ハンターについて、
よくご質問・ご相談いただく内容をまとめました。

組織について

そもそも農家ハンターって何?
「自分たちの地域と畑は自分たちで守る」を合言葉にイノシシ被害による離農ゼロを目指して立ち上がった若い農家有志の集まりです。地域を火災などから守る消防団のように、年々深刻化する鳥獣被害から地域を守りたいと熊本地震後、2016年7月から活動しています。
どんな活動をしているの?
捕獲、防護、ジビエ活用、講習等々、イノシシ被害を減らしていく事につながる活動は、可能な限りすべて行いたいと考えています。
本業の農業をやりながらでも、様々な個性や特技を持つメンバーが80人以上集まった農家ハンターには無限の可能性があると思っています。
どうして、若い農家だけ?
イノシシ対策を行う過程で仲間と共に成長しながら、25歳〜40歳という若手農家が地域から信頼され、担い手となっていく事と理想を掲げています。
各地域の若いリーダーを育成するのも農家ハンターの役割と考え一定の年齢を定めています。
ちょっと怪しい団体じゃないの?
オープンな集まりを目指して参加するメンバー全員が顔を出し、まじめに活動しており、会の趣旨に賛同しこれだけの自治体、団体、サポーターさんから応援いただいています。期待を超えることこそが恩返しになると考えています。
何か企みがあるのではないか?
地域に根付く農家自らが自衛目的に立ち上がり、被害を自然の恵みとしてプラスに変えることに大きな価値があると感じています。
日本のおいしい農産物を守る、その活動を通じて地域で頼られる農家になるメンバーが増える事こそがモチベーションであり、それ以上ありません。

運営について

運営費はどうしているの?
クラウドファンディングやご寄付いただいたお金はすべて箱罠やセンサーカメラなど機材の購入のために使っております。
共に学ぶ機会としてセミナーや勉強会、交流会など行っていますが、参加者の均等負担で補っており、すべて有志活動として各々の自己負担によって賄っています。
なぜ補助金を使わないの?
箱罠購入や防護柵の補助金がでる事もありますが、イノシシは捕獲報奨金やジビエの活用によって商業ベースに乗せる事も不可能ではないと考えています。可能な限り自走式モデルを目指し全国の農家に広げていければと思っています。
報酬などはどうしているの?
現在、これまでなかった農家主体のモデルを作る勉強段階であり、報酬等はもちろんありません。「頭と体は無償で提供する」が基本スタンスです。

メンバーについて

どんな人が入ってるの?
自分の農作物被害の有無にかかわらず、地域の為にと立ち上がった使命感に燃える若者ばかりです。狩猟と聞くと男性のイメージが強いですが女性メンバーの加入が多いのも特徴です。
入会金とか、条件とかあるの?
メンバーになる条件は3つです。
①農業をしている事 ②25~40歳の担い手(入会時) ③入会誓約書を提出する事。
とりわけ本会の方針、約束事を書いた誓約書の内容を大切にしています。
どんなメリットがあるの?
イノシシは農家にとって身近に迫る危機でありながらも、その対策を学べる機会というものはほとんどありません。定期的に講習会を開催して捕獲や防護のスキルアップをしつつ、なにより志の高い仲間ができるのが参加する一番のメリットです。
共同代表の二人ってどんな人?
2015年に熊本県の親善大使としてブラジルに派遣されたことから出会った凹凸コンビです。サイバー農家(宮川将人)×ハンター農家(一瀬雄大)は全くタイプが違いますが、お互いの長所を生かし「いいだしっぺ」の旗振り役として本業にも負けない情熱をもって活動しています。

技術について

なぜ箱罠猟をメインにするの?
通常、猟は山に入り犬などで追い、銃で仕留めるものですが、畑で罠を仕掛けて待って獲るのは農家だからこそできることであり安全面、コストの面からも最善策と考えました。IoT技術による効率化も可能で初心者として導入しやすいのも箱罠の魅力です。
狩猟免許はどうするの?
イノシシを捕獲するためには狩猟免許が必須となりますので、メンバーは積極的に銃猟、罠猟ともに免許を取得しております。学びあう機会があるため合格率は現在100%です。ただ免許取得を強制はしません。捕獲以外にも防護等出来る事があるからです。
本当にイノシシを捕まえられるの?
ただ免許を取り、罠を設置しても簡単にはイノシシは捕まえられません。もちろんほとんどのメンバーがイノシシ捕獲の経験も知識も有りません。だからこそ大日本猟友会に加入し、先輩方に教えていただきながら現場経験を積んでおり、着実にその成果(捕獲実績)が出始めています。
なぜ退治しなきゃいけないの?
今、異常繁殖ともいわれるほどイノシシが全国的に増加しています。防護柵などで守っても、根本的に農作物や人的被害を減らすことにはつながりません。
誰も殺生を好みませんが地域と農産物を守るには誰かが立ち上がり、捕獲することで生態系のバランスを戻していこうとする活動が、今必要だと考えています。

ジビエについて

衛生管理はちゃんとできるの?
何より安心して食べられるジビエ、ジビエペットフードを目指して、ジビエガイドライン等にそった解体処理場にて製造してまいります。
一般的なジビエと何か違うの?
農家ハンターでは処理方法を統一しているのが一番の特徴です。箱罠で捕獲後、電気ショッカーで硬直させた後、頸動脈(首下)を一か所切って、放血処理を行いその後、冷蔵車にてコールドチェーンの下、解体加工します。それがおいしいジビエにつながっています。
なぜペットフードを作ろうと思うの?
国内で流通するペットフードの半分以上は海外からの輸入品であり、国産品についても原産地、遺伝子組み換えの有無等細かな情報を知ることはできません。野性味あるイノシシ肉は犬猫の食付きが良いと言われています。
そこでイノシシ肉とメンバー農家の規格外野菜等を一緒に使う事で、生産者の顔が見えて安心安全でかつ、ペットからも喜ばれるペットフードを作ることが出来ると考えております。
どうやって販売するの?
ジビエ肉の流通はBtoB(卸販売) が一般的ですが、メンバーが持つwebショップのノウハウ(楽天MVP等を受賞)と顧客数を生かし、ユーザーレビューやニーズ等を分析しながら、急増するジビエファンへのBtoC(個人向け)宅配も行いたいと思っております。