農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2022年12月、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。
もう今年も終わりますね。
今年最後のレポートは、おめでたいお話。
クリスマスイブに、嬉しい賞を受賞しました!
その名も『くまもとSDGsアワード2022』。
牽引部門の優秀賞です。
クリスマスイブに、まさにクリスマスプレゼントのように
熊本日日新聞社にて授賞式が行われました。
名だたる熊本の企業さんの中、農家ハンターが並ぶってなんか誇らしい…!!
わたしが農家ハンターにお邪魔するようになって、
これまでで一番かしこまった場でした!笑
そんな中でのプレゼン、ピカイチ元気がよかったです!✨
地域の活動が、鳥獣問題に悩む全国の地域のロールモデルになりうること、
イノシシさんを害ではなく地域の宝とし、循環する仕組みをつくっていること、
鳥獣問題を通して地域のヒーローとなれる人を育んでいること
が評価され、優秀賞に選出されたそうです。
鳥獣問題は多くの人にとって気がつかないことだと思います。
でも、取り組まなかったら私たちの食卓を彩る旬の食べ物、
それも特に作るのが大変な食材が手に入りづらくなったり
山道で遭遇したりと無関係ではいられないことでもあります。
時間も労力も頭脳も使い、投資し、本気でやっていることが人の心を動かすのだなぁとしみじみ感じておりました、宮川さんの背中を見ながら。
各企業さん・団体さんの報告プレゼンは社会貢献の方向もさまざま。
水資源を守るための取り組み、
SDGs要素を取り入れた事業(企業)をサポートする取り組み、
住宅会社として古紙を断熱材として活用する取り組み、
外国籍の人と地域を繋ぐ、図書館の取り組みなどなど、とても興味深いものでした。
その中でも圧巻だったのは高校生です。
高校生、半端なかった…!!
熊本農業高校では豚の脂、豚脂の利活用をしていました。
豚脂を利用して、企業さんの経費が削減したり商品開発をしたり、
起業していいのでは…と思うほどです。
天草高校ではアマモという海の藻の増殖を目指す取り組みがされていました。
地域を巻き込んで地域の課題に向き合っています。
かしこまった空気を変えてくれたのも高校生です。
希望を感じる時間でした。
このアワードに関する団体だけでなく
さまざまな市民活動は、SDGsという言葉が生まれる前から始まっていたものが多いです。このように評価されるようになり、時代が応援し追い風になっていることを改めて感じました。
ちなみに。
授賞式に一緒に来てくれたのは、大学生の松藤さん。
農家ハンターとは、彼女が高校生だった頃ジビエサミットで一緒にプロジェクトに取り組んでくれたという思い出があります。
おめでたい席での再会でしたね!
今年のレポートはこれでおしまい。
まだまだ報告できていないことがたまっていますので、年明けもお楽しみに!笑
来年もよろしくお願いいたします。