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2025.08.10

阿蘇市で通電シートと電気柵設置!イノシシ被害を防ぐ現場レポート

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2025年8月、彼らの現場で見て感じた事をレポートします。

 

阿蘇市のある地区にて、840mの通電シート(電線が織り込まれた防草シート)と電気柵を設置しました。
作業には地域の方約20名が参加。イノPからは稲葉たっちゃんと、特定地域づくり協定のメンバー・井手くん、JICAグローカルプログラムで研修に来ている竹村くん、橋本くんも加わりました。

当日の様子をお届けします!

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【レポートのポイント】
▶︎通電シートを設置
▶︎電気柵の支柱を設置
▶︎電気柵の電線張り
▶︎電気柵の電源装置の設置

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美しいカルデラでの早朝作業

阿蘇の美しいカルデラの中、夏の早朝に作業が始まりました。
地域の方によれば、すでにイノシシは出没しているとのこと。
まだ稲は食べられるほど実っていませんが、各所で足跡が見つかっています。山や川から、イノシシは静かに近づいてきているのです。

稲穂が実る前に、そしてイノシシが活発に動き出す前に——早めの対策が必要です。

 

 

 

 

① 通電シートを設置

まず通電シートを敷きます。
コンクリートから少し離すと通電効果が高まります。
位置を決めたら、杭で固定します。

場所のあたりをつけたら、杭で留めます。

 

 

杭を打ち込むのは難しくないですが、場所によっては地中が固く杭が入り込みませんでした。そんな場合はバール等を使って穴を掘ります。

 

 

② 電気柵の支柱を設置

杭を打ち終わったら、次は電気柵の支柱を打ち込みます。

 

 

 

③ 電気柵の電線張り

支柱を打ち込んだら、電線を張ります。今回はイノシシ対策のため、地面から20cm、40cmのところに2本設置します。
上から張ると2本ともたわまずにピンとなります。

 

 

 

井手くんも立派な戦力です!

 

人数が多い分、作業は順調に進みます。

 

こういうところは、見回りや草刈りの頻度がどうしても低くなりがちです。通電シートは価格が高めなので予算に合わせて部分的に利用するのもすすめています。

 

通電シートは、電線が織り込まれていることもあり価格は安くありません。草刈りがしづらいところなどで部分的に使用することも◎です。

 

電線の接続は結ぶだけでも可能ですが、通電効率を高めるため、電線の被覆をはがして直接結びました。ライターも現場で活躍です。

 

張り終えたら、地面からの高さが20cm・40cmになっているか確認します。これは効果的な防護のための重要なチェックポイントです。

 

④ 電気柵の電源装置の設置

 

最後に電気柵の電源装置を設置します。
管理者が操作しやすく、かつ動物や人が触れにくい場所が望ましいです。電気柵の内側に設置するのが良いそうです。

 

 

近くには子どもも住んでいて、今回、子どもたちがよく走り回っているところに電柵が設置されました。集落の方々は安全のため周知活動を行うことを話し合っていました。

 

 

写真では見えないところまで総延長840m。
シート敷き、杭打ち、ポール配り、高さ調整、電線張り。
大勢で取り組んだので4時間で終えました。暑かった〜!

 

大変お疲れさまでした!

 

 

先日、ソラシドエアさんと電気柵を張った経験から、若手3人も立派な戦力となっていました。

 

 

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2025.08.04

草刈り・竹の侵入・電気柵!夏のソラシドエコファーム現場レポート

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2025年8月、彼らの現場で見て感じた事をレポートします。

 

3年目となった夏の恒例イベント、「炎天下の草刈り」!
ソラシドエアの職員の方がおいでになり、ソラシドエコファームで2日間に渡って草刈り作業を行いました。その様子をレポートします。

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【レポートのポイント】
▶︎ソラシドエコファームの草刈り
▶︎竹の勢いとその対策
▶︎早生桐ファームの草刈り
▶︎栗畑の草刈りと電気柵・通電シートの設置

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元気な若手JICAメンバーが参加!

JICAから派遣されている竹村くんと橋本くんが参加。
彼らはこの冬から海外協力隊として海外に派遣される予定で、当日はフレッシュな挨拶をしてくれました。

力強く育ったさつまいもの苗

植えるときには細くてまだ頼りなかった苗が、

こんなに力強く育っていました。苗の下ではお芋が元気に育ってますね、きっと。

 

 

 

 

新入社員さんも一緒にがんばりました。初九州が草刈りとは!笑

 

 

 

竹の侵食が深刻に

隣の竹林から竹が畑まで侵食してきていました。
細いけど抜けない!竹の根は強くて花火のように放射線状に広がっています。

以前から稲葉たっちゃんが対策をしていたそうですが、生命力と繁殖力の強さを感じました。

 

 

 

 

早生桐ファームも草刈り

ソラシドエコファーム1号から少し移動して早生桐を植えている桐ファームへ移動しました。ここはもとは柑橘畑でした。

 

 

試験的に植えている早生桐は短期間でぐんぐん成長しており、3年でこんなに!

早生桐は成長の速さに加え、二酸化炭素の吸収率が高いのが特徴です。
葉が地面に影を落とすため雑草が生えにくく、また背が高くて見通しが良いため、動物の潜み場になりにくいというメリットがあります。

 

 

 

この日はラッキーなことに少し暑さも和らいだ日。翌日の体力を残して終えることができました。

 

 

 

栗畑の草刈り、電気柵と通電シート設置

翌日は、戸馳島での作業です。
井出くんが写真を撮ってくれたのでご紹介しますね。
栗畑、ゴツゴツしたさつまいも畑も草刈りしました。

栗の木、小さいながらもしっかりと葉を育っています。かわいい!

 

 

 

 

 

 

さつまいも畑では、草刈りに加え、動物対策として電気柵と通電シート(マルチシートに電線が編み込まれたもの)を設置しました。

JICA組と井出くんの若手ユニットも活躍です!

 

 

 

 

 

 

 

 

次にソラシドエアさんとお会いできるのは収穫のときですね!秋を楽しみにしてます!

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2025.07.24

野生動物にとっての渋谷?水俣市の鳥獣被害と対策の実態

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2025年7月、彼らの現場で見て感じたことをレポートします。


水俣市で鳥獣対策のセミナーが行われました。県・市・林業組合・イノP、そこに水俣・津奈木地域の農家の方が集いました。

稲葉たっちゃんは、座学に加え、ワイヤーメッシュ柵を設置した圃場での現地研修を担当しました。

今回はその研修現場の様子と、会場近辺で行ったの鳥獣被害対策の調査をレポートします!

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【レポートのポイント】
▶︎行政・林業・農業が連携して挑む鳥獣害対策
▶︎防護柵:ワイヤーメッシュ柵設置の現場
▶︎水俣市における鳥獣被害・対策状況の実態調査

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行政・林業・農業が連携して挑む鳥獣害対策

水俣市東部センター葛彩館にて、「芦北地域における広域的な鳥獣被害防止対策に係る研究会」が開催されました。

水俣・芦北地域から農家35名、行政関係者25名が参加しました。

有害鳥獣対策は、一部だけで完結するものではなく、県・市区町村・林業・農業・民間が連携して取り組むのが望ましい課題です。というよりも、誰もが無関係ではいられない問題です。

水俣地域ではイノシシとシカによる被害が深刻で、令和5年度の被害額は約6,000万円にのぼります。被害の95%が果樹で、そのうち52%に樹体被害がありました。
令和6年のシカの捕獲数は4,200頭と、年々増加しています。

「隣には動物がいる」──そんな環境で農業を営む方も少なくありません。

 

 

林業関係の方から狩猟免許取得の声掛けもありました。
免許更新の折に、特に高齢の方はもう更新しないという声もあがってきます。高齢者へ更新の呼びかけだけでなく、若手への声かけも必要だと力強く話されていました。

 

ワイヤーメッシュ柵設置の現場へ

ワイヤーメッシュ柵がずらっと張ってある圃場へ行きました。

 

お米を植えてすぐに食べられてしまい、困っていたと地域の方が言いました。

イノシシもシカも訪れる水俣は、動物さんの渋谷のような場所と言えるかもしれません。

 

 

 

この圃場では、柵と、動物による掘り返しを防止する“スカート部分”を組み合わせて設置してありました。

 

 

農家ハンターはこのスカート部分を強く推奨しています。

地形の段差やわずかな隙間があると、動物たちは粘り強く掘り返して侵入してしまいますが、このスカートがあれば難易度が上がり、侵入を抑える効果があります。

さらに効果を高めるには、このスカート部分を畑の外側にもっと広く張り出してもよかった、とのアドバイスもありました。

この地域には現在、狩猟免許を持つ人がいないそうです。
特にシカ被害は災害リスクにも直結するため、地域内での相談と連携が必要だとたっちゃんは強調していました。

この地域には狩猟免許を持った人がいないそうです。
とくにシカ害は災害の被害に直結するため、たっちゃんは地域で相談していくことを勧めました。

 

町をぶらり現地調査へ

 

「耕作放棄地が増えてる!」

と、車道を走りながらたっちゃんは小さく叫びました。2,3年前よりも増えている印象だそうです。
わたしにはただの茂みと耕作放棄地の耕作放棄地の違いがはっきり分かりません。でも、たっちゃんは一目で見分けられます。

 

 

現役の畑の隣が耕作放棄地となると、やがて茂みに変わり、動物の潜み場になってしまいます。

高齢化・過疎化・耕作放棄地の増加──これらの要因が重なることで、農業や鳥獣対策にとっては好ましくない結果をもたらします。

高齢化・過疎化・耕作放棄地 の組み合わせは、農業や鳥獣対策には望ましくない結果になります。

 

見えてきた日本の里山のつくりと 災害

日本の里山集落は、山のすそに民家があり、その前の開けた日当たりの良い場所に畑や田んぼが広がっています。

 

イノシシは作物を食べるだけですが、水俣市で深刻化しているシカの被害は、食害にとどまらず土砂災害にまで及びます。

シカは樹皮を食べて木を枯らし(人間の帯状疱疹のように、樹皮を一周食べられると木は死んでしまいます)、
さらに下草を食べ尽くし、新芽が育ちません。根が張らず、土壌に土をとどめる力がなくなり、大雨の際に土砂崩れが発生する──という悪循環が起こります。

この構造を考えると、土砂崩れによる最初の被害は、山すその民家や住民に及ぶことになります。

 

シカは、農地を守るだけでは減らせない。捕獲しなければ個体数は減らないのが悩ましいです。

狩猟免許保持者がいなければ捕獲もできないため、狩猟免許取得を促進するのです。

 

集落でも、シカが木を食べた跡が分かる【ディア ライン 】も確認できました。

 

 

家にシカがたくさん来ることが見える防護柵です。

 

水俣に取材にお邪魔したのは初めてでしたが、県南のシカ害の深刻さが伝わってきました。

 

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2025.07.09

芝浦工大と現地視察!ICT活用の有害鳥獣対策とは?

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2025年7月、彼らの現場で見て感じた事をレポートします。

 

芝浦工業大学デザイン工学部の学生さん、益子宗教授、そして研究員の方々がおいでになりました!

ICTを活用して有害鳥獣対策を行っている現場を見学するためです。
工学が専門の皆さんにとって、地域課題の解決や現場での技術の活用方法を探る研修の一環です。

その研修現場の様子をレポートします!

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【レポートのポイント】

▶︎芝浦工業大生の研修
▶︎箱罠の捕獲現場見学
▶︎イノシシの痕跡確認
▶︎ソラシドエコファームとそばの箱罠
▶︎林業との共通課題

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箱罠の捕獲現場見学

「まずは現場を知ろう!」ということで、箱罠の捕獲現場に向かいました。
電波測定もし、動画も撮りながら。

JICAから来ている研修生2人も同行しました。

 

 

 

1歳くらいのメスのイノシシが箱罠にかかっていました。とてもおとなしい、かわいいイノシシさんでした。

 

 

 

学生さん、目を逸らさずに全て見つめました。ありがとうイノシシさん。

 

箱罠は、開けた明るい場所に設置されることはほとんどありません。
イノシシの通り道である茂みに設置した方が捕獲率が高くなるためです。
そのため、電波の通信状況があまり良くない場所も多くあります。

 

イノシシの痕跡確認

以前、80kg級のイノシシを捕獲した箱罠にも立ち寄りました。
箱罠の外には、イノシシが餌を掘って食べた跡が残っていました。
大きな穴になっていて、どうやら、罠に入らずに餌だけを食べたようです。イノシシはとても賢く、慎重な動物だとあらためて感じます。

80kg級のイノシシさん捕獲レポートはこちら🫱 https://farmer-hunter.com/blog/5194

 

 

 

ソラシドエコファームと、そばの箱罠

続いて、ソラシドエアさんと一緒に取り組んでいる「ソラシドエコファーム」もご紹介。

 

電気柵でしっかり守れている様子を見て、電気のピリピリを体で感じて(笑)。

 

 

エコファームそばに設置した箱罠の現場にも行きました。

元はみかん畑だったところが耕作放棄地となっていました。わたしもこの付近でイノシシさんを見かけたことがあります。

 

電波の通信状況をチェックして、映像を撮り、これからどう展開できるかを大学で検討されます。

 

 

林業との共通課題

農家ハンターは、山奥深くまで動物を捕まえに行くことはありません。
基本的に、畑や集落に降りてきた動物を対象に捕獲活動を行っています。
箱罠は山の中に設置しますが、数時間かかるような場所ではなく、電波の届きにくい場所には対応できるセンサー機器を選んで設置しています。たとえ現場でスマホの電波がなくとも、少し行けばスマホも使えくらいの距離感です。

一方で、林業の現場はまったく異なります。
通信がまったく届かないような山奥、1〜2時間で戻れるような環境ではありません。
もし事故が起きても、救援を呼ぶことができず、毎年何名かの命が失われています。
助けられる命を守るためにも、林業における通信環境の整備は急務です。

農家ハンターが取り組むのは、農業現場における鳥獣被害対策ですが、林業が抱える課題と重なる部分も多くあります。

稲葉たっちゃんは、「このICT技術を林業でも活用できないか」と常に考えています。

そんなことを先生とも話しながら現場研修を終えました。
またおいでになることと思います。このフィールドワークから何につながるか?お楽しみに!

芝浦工業大学 デザイン工学部 益子研究室  https://masuko-lab.jp/

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2025.06.27

【南小国町 田尻轟地区】箱罠とカメラを設置!

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

2025年6月彼らの現場で見て感じた事をレポートいたします。


南小国町の田尻轟地区で、箱罠カメラを設置しました。

もともとこのエリアの山の中には、たっちゃんと一緒に設置した箱罠がありましたが、イノシシさんのオフシーズンのため捕獲には至っていませんでした。そこでカメラ設置の依頼を受け、この日稲葉たっちゃんとお邪魔しました。行ってみると、箱罠は約2週間前、田んぼや畑に囲まれた池近く移動されたそうでした。しかし、現場を確認したところ、箱罠の設置場所としてはやや難があることが分かりました。
カメラ設置までの動きをレポートします。


【レポートのポイント】

▶︎箱罠とカメラを新たに設置
▶︎柵の内側から山中へ移動して再配置
▶︎設置は地域住民の皆さんで。
▶︎タイミングを見据えた捕獲活動


柵の中に侵入するイノシシの足跡

今回の設置場所は、地元の方々が知恵を凝らして設置した、メッシュ柵(山側)と電気柵(川側) の内側。にもかかわらず、柵の中にイノシシが侵入したとみられる形跡がありました。土手は掘り返され、田んぼの中にはイノシシの足跡、さらにはアライグマと思われる足跡まで。ここ最近は人の田植えなど人の動きがあったため、イノシシが警戒して気配が薄れていたようですが、活動を再開した様子です。

 

しかし、人間の生活圏(畑の隣など)への箱罠設置は適切ではないとの判断から、その場所でのカメラ設置は見送ることにしました。捕獲に至ったとしても、他のイノシシが農作物を食べに来るリスクが高まるためです。人間の生活圏で捕獲することは、「人間のところまで出ておいで」というメッセージになってしまいます。

新たな設置場所は柵の外、山の中へ

そこで、話し合いの上、柵の外にある山の中へ移設することを決定。設置作業は地域の方々の人手と知恵でスムーズに行いました。切り倒された木々を整理し、地面を平らにしながら箱罠を設置しました。特に注意したのは、メッシュ部分がイノシシの足に触れないようにたっぷりと土をかけること。イノシシはメッシュが蹄にはまるのをとても嫌がりますから、これはイノシシが警戒しないための重要なポイントです。

 

 

 

 

 

カメラ第1号を設置!

今回の作業では、田尻轟地区初のカメラを導入。たっちゃんが準備してくれたカメラは、今後のイノシシの動向を把握するための大切なツールです。カメラの設置はスムーズに進み、全体の作業時間は約50分ほどでした。

 

カメラの設置場所は、箱罠の入り口の反対側、かつ距離感が掴めるように斜めにするのが望ましいです。イノシシさんは警戒心が強いため、箱罠に入ろうとしたときに目の前から赤外線のライトが見えないようにします。

 

餌は柑橘と米ぬかを使用

罠には米ぬかと落ちていた柑橘類を使用。特に米ぬかは、罠の中だけでなく出入り口、10mほど離れた場所にも撒き、イノシシをうまく誘導できるよう工夫しました。今後、カメラで記録された写真はイノPへ送信され、地域のグループLINEに情報共有します。

捕獲はこれからが本番の季節!

7月以降はイノシシの活動が活発になる季節。たっちゃんの見解では、この時期を逃すのは非常にもったいないとのこと。捕獲の成果は、地域住民のノウハウ蓄積や、自信にもつながっていきます。

ちなみに、以前設置していた池のそばの箱罠では、箱罠よりもくくり罠の方が効果的だというたっちゃんのアドバイスがありました。箱罠は呼び寄せるやり方なので設置には向きませんが、特定の個体を狙って仕留めるくくり罠は選択として◎です。

鹿の気配もあり

さらに、設置場所ではシカの痕跡も確認されました。木の皮がめくれている箇所があり、これはシカによるものだろうとのこと。これから夏にかけて、捕獲頭数が増える季節に突入します。今後の成果に期待が高まります。

この日、阿蘇ではシカに見守られて帰路につきました。

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