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2020.07.30

農家ハンター応援団レポート災害時に見る『彼ららしさ』

初めまして!農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

これからちょこちょこ、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

今回は、豪雨災害でガチッと見せてくれた彼らの動きから見えたことを。

 

まずは自己紹介から

フォトライターの髙木あゆみです。くまもと☆農家ハンターの活動、メンバーの魅力に一気に引きこまれました。

私はこれまで、農家さんに興味を持ち、声をかけられそうな農家さんを見つけてはナンパして写真を撮らせていただいていましたが、農業のことは完全に素人です。

私がお伝えしていきたいのは、第三者目線からの彼らの魅力や商品のこと、裏話など。

『誰にでも分かりやすく』をモットーに、農家ハンターの皆さんに負けないくらい熱くお伝えしていきたいと思います。

 

豪雨災害で再確認した仲間の輪

注目を集めている仲間の釜くんのとうもろこしやかぼちゃのことはご存知の方も多いでしょう。
天草のいりこを救う活動もありました。
災害が発生する直前には、「農家ハンター道場の研修生の募集」も挙がっていました。
何がこのパワーの源なのかと不思議に思います。

それぞれの仕事があるにも関わらず、すぐに駆けつける仲間がここにいます。

収穫後の釜さんのかぼちゃを面倒見てくれた、芋屋長兵衛でおなじみの(有)コウヤマの娘さんがこんなことを言っていました。
「農家を助けられるのは農家だと思う」 。

その理由は、何を一番して欲しいかがわかっているから、だそう。
一番は農作物をどうにかしたい、できることならお客さんに届けたい。
熊本地震で大きな被害を受けたからこそ、その思いがよく分かったのだそうです。

だからまずは手を貸す、できることをする。 繋がりの強い彼らが、さらに強くつながり、今回は釜さんを支えました。

釜さんの畑の前で

釜さんのかぼちゃ畑

コウヤマにてかぼちゃの様子を確認中

かぼちゃカットの様子

コウヤマの皆さんが加工の一部を担ってくれました。硬いかぼちゃを大量にカットするのは体力も要ります

 

 

 

☆の秘密

農家ハンターのミッションの一つに、《地域のリーダーを育む》というものがあります。
ここだけの話ですが、「くまもと☆農家ハンター」の「☆」は、地域のスターという意味が込められています。
その地で生きる農家さんですし、害獣対策も地域を守ることの一つと言えます。

今回の豪雨災害が発災して間も無く、釜さんやいち早く駆けつけた仲間は、まず何よりも先に人命救助しました。
(詳しくは7月5日以降のブログをご参照ください)

釜さんの被災後の日々はというと、避難先の熊本市から朝7時に芦北に戻り、消防団の仕事をします。

避難所では物資を受け取ったり、困りごとの確認をしたり・・・。 まさに地域のスターです。

釜さんご本人の努力ももちろん、同時に農家ハンターで培った感覚も彼の一部となっているのではないか…と思わずにはいられません。

こんな人がそれぞれの地域にいたら、そりゃ頼もしい!

 

 

**

 

農家ハンターの皆さんは、かっこいいことを言って、派手なことをして終わり、ではありません。

パフォーマンスよりも実質的に必要なことをしているのだと、彼らの底力を見たようです。

こんな時に見える本質こそ、彼らの生き様です。 少し遠く感じてしまうほど、すごい動きを見せてくれました。

 

避難所に届けられた物資を受け取る様子

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