農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2022年11月、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。
宇土市の網田の上床地区にある水源に、金柵が設置されました。
上床地区の住民の方々は、農家ハンターに研修にいらっしゃったことがあります。
以前ブログでもご紹介しましたね。
宇土市が主催した、鳥獣対策セミナーにもおいでになっていました。
先陣を切って、地区を守ろうとする区長さん、そして地域のみなさん。
ご高齢ながら、”自分ごと”としてイノシシさん対策をしています。
さて、問題の水源は、網田の平野から有明海、そして雲仙が美しく見えるところにありました。
この水は地域の農地に水を送り、集落を流れ、住んでいる方々の生活のそばにある大切なものです。
水源があるのもよく見ないと分からないほど、周りの土手がイノシシさんによって荒らされていました。
水を求めるイノシシさん。
もっと山の奥にある水を求めてくれたらいいのですが、
集落そばのこの水源にやってくるのです。
金柵のメーカーさんに教えてもらいながら、設置スタート。
2mごとに支柱を立て、金柵を張っていきます。
水源の水が流れ、足元もぐちょぐちょ、
大きな岩もありました。クレーンで取り除きます。
柵をゆるみなく張るために、木に道具をつけて引っ張ったり、
これはなかなか大変。
ゆるむと、そこがイノシシさんの入口になってしまいます。
支柱となるものを等間隔で地面に打ち込むのが、一番時間のかかる作業です。
住民のみなさん和気藹々なのがよかった!
面倒な作業も明るさで楽しくなります。
お昼には、町内のマダムたちがおむすびやお弁当をご用意くださり、
さよちゃんのお手製猪汁と一緒に一休み。
宇土市の職員さんも一緒です。
さよちゃんの具沢山の猪汁にみんなほっこりでした。
町内のみなさん、本当に仲が良くて明るくて、一緒にいると元気になります。
わたしは途中までで失礼しましたが、一日かけてぐるりと金柵を張り終えたそうです。
おつかれさまでしたー!!!