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2021.04.30

5回連載の記事を書き終えて、遠慮なく褒めちぎります

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

 

Facebookではお知らせしていましたが

農業に関る人々のためのコラムサイト・YUIME.jpにて鳥獣害問題についての記事を連載させていただきました。

 

きっかけは農家ハンターに届いた依頼から。

コロナウイルス感染拡大により、東京から取材班が現地入りするのが難しいということで、チャンスが巡ってきました。

 

全国的な鳥獣害問題の現状をはじめ、農家ハンターのスタートから最近の取り組み、
他地域の活動などを5回に分けてご紹介しました。

 

記事はこちらをご覧ください。

第一回:https://yuime.jp/926

第二回:https://yuime.jp/998

第三回:https://yuime.jp/1222

第四回:https://yuime.jp/1463

第五回:https://yuime.jp/1552

 

執筆を終えての感想を。

 

書くたびに頭から煙が出ていました。

一つを書き上げるのにものすごい時間がかかりました。

2000字程度というおおよその目安があったのに、5000字書いたこともあります。

それも編集者さんから「思う存分書いてください!」と言っていただけて感謝です。

自分のことや、ちょっと冷静になれる取材対象や内容ならばさほど時間もかからず書けるでしょうが、そうはいきませんでした。

思い溢れてあれもこれも書きたくなっちゃうんです。

容赦無く入る編集さんの赤字修正も愛を感じて嬉しく思いました。

 

無責任なことは書けませんので

持っていた資料やこれまでのメモをあっちこっち見回し、

環境省や農水省のサイトを追いに追い、不明確なところは再度確認をし…

こんな感じでへとへとでした。

 

 

ところが これがとってもよかった。ものすごーーーく勉強になりました。

日本における鳥獣害問題の概要が掴め、

それまで、ぼや〜っと理解した気になっていたことが、少しずつクリアになっていきました。

 

レベルが20ばかり上がった感じです。

(完成度はさておき)終わったときの達成感はものすごかったのでした。

学ぶきっかけがあって本当にありがたかったです。

 

 

わたしは農家ハンターとご縁があって1年足らず、

すっかりファミリー気分でいましたが、活動についてもまだまだ知らないことだらけです。

ちょうど5年前、2016年の結成当時からおさらいしました。

活動の軌跡を追う作業はとても面白かったです。調べては一つ一つを想像していました。

 

立ち上げのときの写真を拝借!

 

農家ハンターの活躍は全国メディアの露出もあり、活動が華々しく見えますが、

当初はイノシシが一頭もとれない7ヶ月があり、

全然お金がなくなってどうしよう、なタイミングもあり、

山あり谷ありを超えて今、

今は今で山やら谷やらを進んでいます。

華々しく見えるのは、その一つ一つの積み重ねのうちのほんの少し。

できることならば2016年から近くで見ていたかったなー!!!

 

 

 

 

農家ハンターの特色は

 

 

 

全国の団体さんもいくつか調べてみると

ひとえに鳥獣害対策と言っても、対策の方法や取り組む姿勢は様々だということも分かりました。

それぞれの違いも興味深かったし、どこも使命感を持って取り組まれています。

 

記事をご覧いただくと分かるように、

鳥獣害対策を循環型の持続可能な方法を模索しているのは農家ハンターの特色です。

どこまでも次世代型。

 

持続可能な方法はお金がかかる。循環型は手間がかかる。

理想はあっても実現するのはなかなか難しいところを、先義後利の精神で突き進んでいます。

 

 

それから、何度も書いていますが、

農家ハンターのみなさんと会うたびに垣間見る、命へのリスペクト。

掘り出して読む記事にもちょこちょこ出てくる「人間都合だから」という代表の宮川さんの言葉。

「まだ慣れん」と話すときの稲葉さんの涙。

 

「邪魔者だから」と野生動物の命を軽く扱っていたなら
私は農家ハンターに関わることを躊躇っていたかもしれません。

 

あぁ、農家ハンターに出会えて幸せだなぁとつくづく思いました。

農家ハンターブログなので、遠慮なく褒めちぎります、すみません笑

 

 

島根の「おおち山くじら」

今回の記事執筆にあたり、農家ハンター以外に取材したのは、島根県の「おおち山くじら」という会社です。

実はこの会社の代表の森田朱音さんは、学生時代にボランティア活動を通じて出会った友人でした。

彼女がジビエの会社を始めたことは知っていたけど、

こうして卒業してから15年近くたって また縁があるとはびっくりです。

農家ハンターとは全然違う経緯でやっていますが、彼女もサステナブル精神のある魅力的な方。

この地域の特色がまたおもしろいので、是非記事をご覧くださいませ。

 

 

5回の記事は終わりましたが、これを機に農家ハンターのエキスパートと鳥獣害問題のエキスパートを目指そうかと思います😆

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