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2021.06.09

耕作放棄地でとうもろこし!

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

 

耕作放棄地deとうもろこし

 

 

 

 

 

山の上の奥の奥、有明海を上から見おろすここは数年前まで農作物の作られていた場所、

いわゆる「耕作放棄地」。

手入れされなくなった農地のことです。

農業の担い手の減少が大きな原因です。

全国でも耕作放棄地が増えていることが課題になっています。

 

農家ハンターは、なんでも

「あれ、これってもしかして宝じゃない?」

と裏の価値に気づく天才だと私は勝手に思っています。

 

みなさんご覧になられたはずの「情熱大陸」のラストには、

耕作放棄地で育てたサツマイモの収穫

からの

代表・宮川さんとプロジェクトリーダーの稲葉さんの笑顔で締め括られていました。

 

耕作放棄地とイノシシさんを獲る農家ハンターがどう繋がるかというと、肥料。

イノシシさんの堆肥を使うのです。

 

 

今回の畑で挑戦するのはとうもろこし。

4月末に、稲葉氏が種から植えていました。

 

 

 

 

地植えしたものもあれば、予備のためにポット植えしたものも。

 

1ヶ月、苗は無事に育ちました。

 

 

ポットで育った苗を、畑に植え替えに行きます。

 

 

 

 

畑へ!

 

 

 

 

夏日の天気の良い日!

ロケーション最高!

軽トラしか勝たん道はアトラクション!

 

 

ちょっと前に植えたところで、うまく育っていない苗と入れ替えます。

 

 

 

今はすごい道具があります。

苗をポンと入れて、柄をきゅっとすればマルチの上からでも、秒で苗植えができる優れもの。

ドラえもん顔負け、農家さんを助けるものすごい道具。

 

 

 

新しい研修生の鈴木さんと

「わーーー!!きゃーーー!!すごーい!!!たのしーい!!」

と叫びながらご機嫌に苗植えしました。

 

畑持ってないけどこのアイテムが欲しくなる不思議。

 

稲葉氏は私たちを微笑ましく見ながら ぼそっと

「”楽しい”って言ってられるくらいの関わり方が一番いいかもしれんね」

 

農業の厳しさから出る言葉です。

 

 

 

 

そして「ちゃんと育つとよかね〜!」と何度も。

畑の周りにはイノシシ対策の電柵。

上からはカラスが狙う。

 

うむむむ

 

無事に収穫したい!

 

無事に収穫まで行きますように!

私にはイベントのようで楽しいばかりですが

本気で取り組んだ毎日が、野生動物にやられてしまうんでは

やる気がなくなるのは分かる気がします。

 

ここまでの途中の道からのそばにも箱罠が仕掛けてあります。

 

「お互いの縄張りを守ろうぜ」

そう言いたい気持ちです。

 

耕作されなくなった、元田んぼでもとうもろこしを植えていきたい野望があるので、

今年はまたおもしろくなりそうです!

 

 

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