農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます
今、クラウドファンディングに挑戦していること、ご存知ですか?
これまで農家ハンターでは何度も挑戦してきたクラウドファンディングですが、これまでとは色が違うようです。
なんかやたらと返礼品が充実している…!!
そして「九州ジビエ」ってネーミングがついてる・・・!!!
どういうことなのか詳しく知りたいと、若手ホープの猪上拓哉さんにお話をお聞きしました。
猪上くんは、農家ハンターが、イノシシさん解体のために設立したジビエファームの施設長です。
学生時代、農家ハンターのクラウドファンディングに総額15万円の寄付をした逸話の持ち主です。
たかき 「これまでのクラウドファンディングは目的が比較的分かりやすいものでしたよね。今回は何のためのクラファンでしょう?」
猪上くん 「これまでは農家ハンターの活動を応援してもらうためのものでした。
鳥獣害対策のために、箱罠が必要だったりジビエファームを設立したり、といった感じで。
今回は、ジビエを味わってもらいたい、ファンを増やしたい。そこから鳥獣害問題について知ってもらい、循環の輪に加わってもらいたいというものです。」
たかき 「なるほど、確かにお肉のおいしそうな感じが前面に出てますね。
そして今回から、”九州ジビエ”というネーミングがつきましたよね。九州を代表するかのような」
猪上 「そうなんですよ!!恐怖ですよ!!笑」
たかき 「背負った感ありますね笑。このネーミングにはどんな思いが込められているのでしょう?」
猪上 「九州ジビエ=九州の山、環境のことを考えた循環の一部であるジビエ だと僕は捉えています。
美味しさはもちろん、生産方法は低環境負荷でサステナブルというのが僕たちのモットーです。
ただお肉を売るのではなく、イノシシさんの命全てを、循環の中で活かしています。その循環型サステナブルモデルからできたジビエが”九州ジビエ”です」
たかき 「猪上くんは、このジビエファームが設立されてから施設長という立場で実働してきましたが、ここにくるまでには山あり谷ありだったのではないですか」
猪上 「2019年10月にジビエファームが完成し、食肉を本格的にやり始めて2年足らず。
精肉の学校で勉強したものの、スタート当時は実務経験はありませんでした。
狩猟の先輩方には恵まれていましたが、食肉加工の知識がある人が近くにいないことから、部位のネーミングを覚えたり、基本的なことも一つ一つ研修生時代の仲間に電話で確認をしながら、手探りでやってきました。
捕獲頭数から見ても、経験を存分に積むことができましたし、今年は国産ジビエ認証も受けることができました。
“九州ジビエ”という恐れ多いネーミングですが、「どうぞ、食べてください!」と自信を持って言えるところまで来たと思います。
ネーミングに負けないよう、もっともっと美味しいお肉を目指して精進するのみです。」
たかき 「さて、今回のクラファン、目標金額には早々に達していましたが、どうでしょう、もう十分って感じでしょうか?」
猪上 「実は、まだまだなんです。確かに、ありがたいことに目標金額は達成しました。だけど、やりたいことから考えるとまだ半分、といったところでしょうか。」
たかき 「やりたいこととは?」
猪上 「商品開発に力を入れたいです。さまざまな味わいを楽しんでもらえるようにしたいので。それには初期投資が必要になってきます。」
たかき 「猪上くんも大池さんも、とにかく研究熱心だなと思って見ています。お二人ともお肉大好きだしね。」
リターンの種類が多くて、どれを選ぼうか悩むのですが、猪上くんのおすすめを教えてください」
猪上 「僕はお手軽堪能コースがおすすめです。」
たかき 「 https://www.makuake.com/ja/payment/cf/farmer-hunter/135157
これですね!」
猪上 「それです。今回、初めて一般向けに《丸ごとモモハム》を出しました。
これまでイベントの時などには出していたのですが、それがとても好評で。
しかも、定価からするととてもお得なんです!ぜひ味わってほしいです。」
たかき 「九州パンケーキの村岡さんからのお声かけがあってスタートしたものだと聞きました。」
猪上 「村岡さんの号令のもと、九州ですごい食の名人の方々と、「九州アイランド」という取り組みとしてこのクラウドファンディングをしています。光栄な気持ちと、負けていられない、というような気持ちがあります。」
たかき 「宮川さんや稲葉さんなどのせ中心人物としてこれまで取り組んできたけれど、今回は実働部隊の猪上くんや大池さんが背負っていますよね。
次世代を育てるようなお気持ちもあるのでは」
猪上 「チャンスをいただきました。僕らも身が引き締まります。」
目的に向かってまっしぐらな若者を見ると、おばちゃんはとても嬉しくなります。
応援したい気持ちと、
味にお客さんの驚くお顔を見ているから
ぜひ試してみていただきたい気持ちです。
応援よろしくお願いします。