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2021.09.21

戸馳島でフットパスコースづくり

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

 

フットパスって?

 

この日、農家ハンターではフットパス講習会が行われました。

講師は、美里町でさかんに活動をする、フットパス研究所の濱田考正。

お話の様子から、濱田さんご自身もフットパスが大好きなことが伝わってきます。

 

 

フットパス、みなさんご存知ですか?

 

わたしは「歩くっぽいけどなんだろう?」という具合で、良さも何も知らなかったのですが、

終わってから「歩きたい!!!!」と心底思いました。

 

もちろん、農家ハンターの皆さんはわたしよりはもっともっと具体的な印象と構想があったようですが、

この講習会がめちゃめちゃ盛り上がり、

「こがんおもしろか勉強会は初めて!」

という声があがったほど、想像を超えるわくわくに包まれました。

 

 

さて、フットパスをざっくり言うと、お散歩のことです。

 

歩くことを楽しむ

歩いて見える風景、季節を楽しむ

それがフットパスですが、

発祥の地イギリスの盛り上がりはものすごく、マップや本も豊富に出版され、経済効果は一年で1兆円を超えるそうです。

 

”歩く権利を守ろう”という動きがフットパス文化の基礎となった、というお話が印象的でした。

 

 

 

戸馳にフットパスを!

 

「コースも距離も自由!

戸馳島の魅力が存分に伝わるコースを作りましょう!」

という濱田さんの号令のもと、

戸馳の魅力を地図上で見つめていきました。

 

ここでおもしろいのが、地元の人と外部の人では興味をひかれるポイントが違うということ。

地元の人にとっては何でもない景色や場所が、外から来た人には新鮮だったりしますよね。

だからいろんな人の目を借りて、実際に歩きながら検証してコースを作り上げていくのがいいんだそうです。

 

 

 

・駐車場はどこがあるか

・お手洗いを貸してくれるところはどこか

といった、環境整備に関わるところから

 

「ここの夕焼けが最高!」

「この道の千本桜がキレイ」

「名物おっちゃんがおるとこ」

 

「ここはおもしろい」

「そこ知らん」

「え、地元だろ」

 

こんな感じでおもしろスポットを洗い出していきました。

 

イノシシさんの箱罠も見回れるコースも作れるかも?!

 

農家ハンターがプランしているアグティビティ(アグリ+アクティビティ)のコンテンツとなっていきそうです。

 

みなさん、目がキラキラしとりました!

 

 

フットパスは地域の入り口

 

濱田さんがおっしゃっていましたが、なかなか知らない集落に入るのは気がひけるし周りの目も気になります。

知らん人間がその地域に入ることで、嫌な思いや警戒する人がいたら申し訳ないな〜という気も。

 

フットパスだったら、堂々と入って写真も撮れるし、挨拶以上の会話をする理由になります。

さらに、そこのお店で何か購入して少しでも良い関わりができたら、お互い気持ちいいですよね。

 

 

わたしは月に一度以上足を運ぶ戸馳島、

なのになかなか農家ハンター以外の人に会えない!笑

戸馳のおもしろい人を知りたいという小さな野望があるので、フットパスができるのが楽しみで仕方ありません。

 

コースができたら一緒に歩きましょう〜!

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