農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。
極寒クリスマスの日、
白川夜市ならぬ白川クリスマスが開催されました。
今回参加したのは、農家ハンター・・・ではございません。
農家ハンターが伴走している高校生たちが、「ジビエ甲子園」と題して
シカ肉でグルメ対決をしたのです!
八代農業高校泉分校の生徒さんらは、シカ味噌まんとシカピザまん、
芦北高校の生徒さんらは、シカ肉コロッケ。プレーン味とカレー味。
開始間際の挨拶での「相手には負けません!」という意気込みもフレッシュでよかった!
これまで、農家ハンターが出張授業で鳥獣害問題について、対策について、ジビエについて授業をしてきました。
高校生のメニュー開発もサポートし、今回も井上くん、大池さん、そして稲葉たっちゃんが応援に駆けつけました。
大人がお手本で声を出したり、
ちょっと手間取っているところにサポートが入ったりしながら1日が始まります。
寒くて震えてるわたしの横で、高校生は通行人の方々に声をかけたりチラシを配っていました。さすが。寒い中、生足だって強い。さすが。
「何を食べよっかな〜と思ってるんでしたら!ぜひ!試してみてください!」
という声かけには驚きました。
すぐに営業で採用されそうです。
そんな声かけのおかげか、足を止める人たちも多かったように見えます。
こんなイベントでは何が売れるのか、
人生の先輩方から学び、自分たちで考え、計画し、準備をし、今日を迎えた高校生たち。
文化祭の域からちょっと抜け出して、実地体験をしています。
この取り組みが続きビジネス展開できるようになると、年間200頭以上のシカさんが
また地域の宝となり、町を活気づけてくれることになります。
さて、大事な味はというと・・・
我が子が食べる様子がこちら。ほくほくで心も体も温まりました。
高校生たちの一生懸命な様子がとてもステキだったし、
こんな日にコートも着ずに頑張る様子には脱帽だし、
こんな取り組みをさせてくれる学校も素晴らしい!
きっと、こういう体験が将来に繋がることと思います。
獣害問題で起業するような人があらわれるかもしれません。
希望しかないわ、高校生。
これからも取り組みは続きます。
この日に至るまでの取り組みは、熊日さんの記事にて。