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2022.09.27

イノシシさんの力!大きな大きなお芋を掘ってきました

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

2022年9月 彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。 

 

 

 

芋掘りの裏側

 

行ってきました、農家ハンター芋掘り!

予定していた日は台風の影響で中止となり、別日に急遽 開催となりました。

天気は最高!

 

有明海を一望できる絶景ロードを背に、山の奥へ奥へ入っていきます。

10台ほどの車が連なって行ったのは初めてだろう、と思える奥の奥にさつまいも畑はありました。

耕作放棄地となった場所を耕し、イノシシさんの堆肥で育てたお芋の畑です。

 

でも、いつも娘と参加する芋掘り大会で見る景色とは少し違います。

どこが畝かも分からない具合に鬱蒼としているのです。

 

この意味は、始まってから分かりました。

みんなが揃って、畑を守る稲葉たっちゃんから話がありました。

この畑のことと、これからの芋掘りのこと。

 

 

 

茂ったさつまいもの葉っぱがそのままになっているのは、

葉を刈る前の姿を見せたいという思いからでした。

 

わたしがいつも芋掘り大会で見ていたのは、畑の農家さんが事前に葉を刈ってくれているからだったと、その時初めて気づいたのです。

そんなことも知らずに自慢気にお芋を掘っていたなんて〜!

 

葉と細い蔓のような茎を引っ張り、お芋を掘れる状態にするには結構な体力が要りました。

 

 

 

 

硬くはないけれど、根気強く引っ張っていかなければなりません。

稲葉たっちゃんは、道の駅に売っているようなお芋の農家さんの多くは、機械ではなくこうやって体を使って葉を刈り、芋を掘っているのだと教えてくれました。

まるで、お芋を掘るのはバスケのシュートのようなもので、ボールをリング近くまで運ぶのはこの作業。裏側のこの作業が大変なんですね。

 

農家さんがかけてくれている手間を知ることは、食育でもあります。

それを伝えたるため、葉を刈らずに今日を迎えたのだそうです。

 

 

 

大きなおいも!

 

 

 

 

 

 

 

 

お芋が見つかると子どもたちから歓声が上がります。

その大きいことといったら!!!

驚きのサイズもいくつもありました。

良い土なんでしょうね。

 

 

大きなムカデも、こおろぎも、見たことのない虫も、小さな蛇も、強そうなカマキリもバッタも、いろんな生き物がいました。

子どもたちは怖がったり逃げたり興味津々だったりと、反応はさまざま。
私はムカデには驚きました。初めて見る大きさだったからです。。

周りの大人たちは「土がいいんだね」と子どもたちに話します。

いい空間だなぁとしみじみ感じました。

 

 

天気も良く、風も心地よく、みんな笑顔で最高の時間でした。

大人のみなさん、筋肉痛にはならなかったでしょうか…?笑

 

イノシシさんから始まった命の循環に、こうやって混ざることができました。

ありがとうイノシシさん!!いただきます。

 

参加された皆さん。持ち帰ったお芋をどうやって食べたか、ぜひぜひ教えてください♪

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