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2023.07.08

頴娃町へ!加藤潤さんを尋ねて

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

20237月、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

農家ハンター、薩摩半島の南の果て、頴娃町(えいちょう)へ!
前も見えない大雨の中、わいわい行ってきました。

 

ここに誰がいるかというと…

リノベーションで先生をしてくださった、加藤潤さんです!!

彼の本拠地である頴娃町を満喫してきました。

 

行程たっぷりのみっちりな2日間、ハイライトをお届けしまーす!

 

その前に。

鹿児島に到着して腹ごしらえ、ということで、
お勧めされたお魚センターへ行ってきました。

頴娃町のすぐそばの、枕崎市。

カツオと言えば枕崎、枕崎と言えばカツオです。

 

さすが産地、新鮮で美しくて、もちろん味も最高でした。

井上くんも満足のようです。

カツオの美しさに、「どうやって締めたのか」と気になる宮川さんと井上くん。謎は解けずじまいでした。

 

テーブルクロスと、宮川さんがリンクしていて困りました。

 

《釜蓋神社》

わたしたちを出迎えてくれるように、バッサンバッサン波が飛ぶ海岸に現るのは 釜蓋神社。

 

 

神主さんのアイディアと、加藤さんの企画により、
年間15万人以上が訪れる頴娃町の観光スポットになりました。

 

 

お手洗いも整備されたのは、民間が頑張るところを行政が応援した形です。

 

 

私たちも、釜蓋を頭に乗せて、鳥居から拝殿まで歩きます。
落とさずに歩けると願いが叶うとか。

落とさないことに必死で願い事をしそびれましたが、おもしろかった!

 

 

 

神社付近のいたるところに釜蓋を絡めていて おもしろいですよ。探してみてね。

https://www.kagoshima-kankou.com/guide/50902

 

 

《頴娃おこそ会》

加藤さんが、移住してすぐに参加した「NPO法人頴娃おこそ会」。

すごいのは、そこを起点にたっくさんの素敵な人が集っていることです。

「ここに来れば何かできる」と思える場所があるのは、
Iターン者にもUターン者にも希望ではないでしょうか。

空き家を再生したり、会社が生まれたり、移住者の受け入れができたりと頴娃町を盛り上げてきました。

 

《宿は「ふたつや、」。》

この日の宿は、 頴娃おこそ会が
空き家をリノベーションしてできた一棟貸しのゲストハウス「ふたつや、」。

熊本に初めていらした時に、加藤さんのプレゼンで、若い人が楽しそうにリノベーションしている写真を見ていました。

 

今は加藤さんの右腕のような若者・蔵元さんが「株式会社オコソコ」で事業化して運営しています。

 

雰囲気やスタッフのみーちゃん、美味しいお茶や茶香のおもてなしが嬉しかった…🎵

加えてwifiのさくさく具合、タオルのふわふわ具合、アメニティのチョイスにうっとりしました。

 

 

宿の焼酎は飲み放題。最高ですよね、ええ。

https://okosoco-japan.com/guesthouse-futatsuya/

 

 

 

オコソコが手がける、近くの宿も見学しました。

 

 

 

 

《南九州市のホープ集合!》

加藤さんがリノベした最初の物件が、今、「だしとお茶の店 潮や、」になっています。

そこに鹿児島県南屈指の、おもしろい方々が集まりました。

 

 

 

頴娃、枕崎、指宿、知覧から駆けつけてくださったみなさん。

地域おこし協力隊の方や行政職員、農家、宿を経営する方など

人と繋がりながらおもしろい企てをしながら、地域を盛り上げています。

 

みなさんのプレゼンを聞いたり、交流したり楽しい時間でした。

そして出汁の味が沁みるお料理とおもてなし、最高の最高でした✨

心も体も満たされる〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

潮や、を経営する蔵元さんからは、頴娃町でビジネスを大成功させたいという強い思いが伝わってきました。

地元民ではない彼は、この頴娃町で周りに認められるよう、まだ30代前半ながら、本気で挑戦しています。

 

電車が好きなくずおかさんは、情熱と知識で、町の駅を元気にしたり、
そうこうしているうちに西頴娃駅の管理受託しちゃったりと形になっています。

[好き] が集まって町が輝いています。

 

 

 

 

農家ハンターの宮川さんも、みなさんにプレゼン。

いつものように良い調子で(笑)、みなさんがわくわくして聞いているのがわかります。
お気持ちはよーーーく分かります笑

毎度、宮川さんは話す相手によってプレゼン内容を変えています。だから、届く。

今回、私の心にも響く言葉がありました。
農家ハンターを追いかけてもう3年が経ちましたが、
それでも感動させるってすんごいなぁと思います。

 

何人かから、「どこからこのモチベーションがくるんですか。何が宮川さんを動かしているんですか」と聞かれていました。

「死にかけた経験です」って言い切るところが、飾らない本音の宮川さんらしい。

 

 

ここに参加できなかった、けれど加藤さんがどうしても紹介したいと言われていたチカさんは、翌日「茶や」でお会いできました。

お茶畑の中にある茶や、チカさんの柔らかな雰囲気に合っていて素敵なスポットでした。

ここに泊まるのも心地よさそうです✨

 

 

 

 

《タツノオトシゴハウス》

 

圧巻おビジュアルでしょう?

加藤さんの弟・しんさんがタツノオトシゴに魅せられて2010年に開業したタツノオトシゴハウス。

そう、写真の男性は しんさんです。タツノオトシゴの衣装で迎えてくださいました!

 

加藤潤さんも、自然に惹かれ、しんさんを追いかけて移住してきました。

 

しんさん、タツノオトシゴにまつわるお話もさすが博士のようです。

初めて見るタツノオトシゴの大群に、私たちからは歓声があがりっぱなしです。

 

動物が大好きな井上くんは特に見入っていました。

 

 

「好き」のパワー、すんごい!!!

また絶対行きたいところです。

http://www.seahorseways.com/html/t_house.html

 

 

たっちゃん、激務で参加できなかったのでさみしく思っていましたが、ここにいました。

 

《いせえび荘と番所鼻公園》

ネーミングからして興味をひかれる旅館・いせえび荘。

歴史を感じる外観から中に入ると一変、わくわくするような空間が広がります。

 

https://iseebisou.jp/

食堂からは海が一望できます。(あいにくの曇り空でしたが)

 

その前にひろがるのは、市が所有する公園・番所鼻公園。

https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10649

 

 

縁結びの鐘があったり

 

タイタニックできるところがあったり

 

肩が触れ合うラブスポットがあったり

 

加藤さんの意見がたくさん採用されています。

くすっと笑うのでぜひ行ってみてください。

 

 

 

 

 

 

《大野岳》

どうやら絶景が広がるらしい、大野岳。

まっしろな景色に遭遇した私たちは、Google様の力を借りて絶景を楽しみました。

 

加藤さんがどうしてここに連れてきてくださったかというと…

ここも「地元のお茶農家さん、行政、加藤さんが協力して、おもしろくしちゃった」という場所だからです。

お茶で栄えるこの町なので、お茶を前面に出していました。

 

108歳を祝う「茶寿」ってご存知ですか?

 

それにちなんで階段を108段にしてみたり
柵のない写真スポットを作ってみたり。

ユーモアに溢れる観光地づくりをしていました。

加藤さん、それをとっても楽しんでおられて、話す様子が楽しそうで楽しそうで。

あぁこの町が好きなんだなぁ、この仕事が好きなんだなぁと

 

感じます。

 

 

 

 

 

他にも、

新たに地域おこし協力隊の来られた佐藤さん御一家を訪問したり

知覧の平和記念館、

タノカミステーション

 

RIverbank KAWANABEを尋ねました。

 

今回強く感じたのは、

加藤さん、すんっっっっっご

い人じゃないか…!!!!!

ということでした。

彼がいたから、1人来て、2人来て、人が人を呼んだ感じです。

地域の人や行政とも仲良く、上手に、また楽しく町づくりをしています。

 

 

 

 

鹿児島で暮らした期間の長かった私の父は「頴娃町に何があるの?」と不思議そうでした。

この町の取り組みを話すと、「あの何もなかったところがそんなふうになっているなんて」と漏らしていました(頴娃町のみなさん、すみません;)

 

 

宮川さんのプレゼンの中で、

「観光は、光を観に行くと書きます。光とは人のことです」とありました。

まさに、それを見た研修でした。

 

加藤さん、今回お時間をつくってくださったみなさん、頴娃町、ありがとうございましたー!!!!!

 

 

 

 

さて、この研修旅行、
大池さよちゃんの卒業旅行を兼ねていました。

さよちゃんがいなくなっちゃうのは、本当に本気でさみしいけれど、
これからのチャレンジを応援します!

これまでの労をねぎらい、餞の旅行でした。(農家ハンター、こういうところが粋です)

 

彼女のお肉が大好きなところ
なんでもさくっとやっちゃう様子、
おいしいご飯をつくるところ、
どしっと動じない姿

大好きでした。

これまでありがとうございました!

 

そして、リノベーション皆勤賞の小山諒さんも熊本を離れます。

加藤流を受け継ぎ、なくてはならない人でした。

また空き家で待ってます!!

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