農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2025年1月彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。
昨日開催された、熊本県農業コンクール大会の表彰式にお邪魔してきました。
農業経営や技術の改善に取り組む農業経営者や組織を表彰するものです。経営体部門・新人王部門・地域農力部門・地域貢献賞は、県内の11の地域からそれぞれ選ばれ、農業貢献賞は、農業を支援する活動をする企業や団体や個人に贈られます。農業コンクールの歴史は長く、昭和35年にはじまり今年で65回目を迎えました。
農家ハンターから生まれた株式会社イノPは、地域農力部門の優良賞を受賞しました。
評価された内容は、
・鳥獣害被害から農地を守る活動が、県内の農家を中心に130名以上の仲間と繋がる交流活動に発展したこと
・鳥獣害対策の第一線で培ったノウハウをセミナーや講習で他地域に広めていること
・捕獲したイノシシさんの有効活用のためにジビエ加工施設を建設したこと
・耕作放棄地をつかってサツマイモを栽培、そこに粉末化したイノシシさんを活用、保育園児の収穫体験を実施したこと
でした。
30以上の受賞者の方が集い、熊本県木村知事、熊本日日新聞社社等、熊本県農業協同組合中央会代表理事長など、錚々たる立場の方がお祝いの言葉を述べられました。
そこにくまモンやJAのマスコットキャラクター、熊日のキャラクターも壇上に並びました。
くまモンの素晴らしいエンターテイメント性(及びヤンチャぶり)に、東京から来た楠田さんは笑いを抑えられないご様子でした。ずっと動いてるモン
子どもだけでなく、おじさまおばさままで笑顔にするくまモン、すごい!!!笑
授賞式を拝見し、事例発表をお聞きし、それぞれのお立場で農業に尽力し、地域のために尽力し、時には女性のエンパワメントにもなるような活動をされていることを知りました。尊いことを長年されています。この授賞式にはいなくても、そしてわたしのような農業に関わりなく生活している人が知らずとも、熊本中にそんな宝のような人があちこちにいらっしゃるのだと思います。こつこつとたゆまぬ努力や工夫、連携、かっこいいなぁとしみじみ感じたのでした。
受賞された皆様、本当におめでとうございました。
宇城市で受賞されたみなさんと一緒に。
この少し前、受賞を知った南小国の集落で、サプライズのお祝いをしてもらったこと、稲葉たっちゃんは嬉しそうに教えてくれました。鳥獣対策の講習会をしたり実践したりと伴走している集落です。「おめでとう」と祝ってくれる関係が築けていることが何より、「たいが嬉しかった!」と感激していたようでした。
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最後に。
お祝いの内容とは変わって悲しいお知らせですが、以前ブログでもご紹介した、宮川誠さんが天国に旅立たれました。
農家ハンターのwebショップの管理人をしていらっしゃり、代表・宮川さんの兄弟のようなご友人でした。
わたしは数回お会いしただけでしたが、ご自身の考えをしっかり持ち、課題意識を持ち、挑戦するかっこいい方でした。
また赤い車でぴょっといらっしゃるような気がしてしまいます。
ご冥福をお祈りすると共に、ご家族、ご友人の皆さんのお心が1日も早く癒えますように。
以前ご紹介した記事はこちら: https://farmer-hunter.com/blog/2422