【えづけSTOP!実践塾 第一回 終了】
全5回の講習で えづけSTOP!対策のスペシャリストを育成する「えづけSTOP!実践塾」。
あさぎり町・玉名市にて2日間にわたって行われた第一回目が本日 無事に終了いたしました。
農家ハンターからはプロジェクトリーダーの稲葉さんが登壇し、農家ハンターの活動や今後の展望などを紹介させていただきました。
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2019.06.21
【えづけSTOP!実践塾 第一回 終了】
全5回の講習で えづけSTOP!対策のスペシャリストを育成する「えづけSTOP!実践塾」。
あさぎり町・玉名市にて2日間にわたって行われた第一回目が本日 無事に終了いたしました。
農家ハンターからはプロジェクトリーダーの稲葉さんが登壇し、農家ハンターの活動や今後の展望などを紹介させていただきました。
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2019.06.20
【現場の鬼による実地学習】
こんにちは、農家ハンターの猪上です‼
今日は現場の鬼 稲葉さんより物理的防護柵について実地にて学ばせていたことをご紹介します‼
野生動物の侵入を防ぐ防護柵として使われます。
物理的防護柵としてよく用いられるワイヤーメッシュと金網があります。ワイヤーメッシュは板状のものを繋げて設置する防護柵。金網はロール状のものを伸ばして設置する防護柵です。
個人的に金網の方が設置が簡単そうで好まれそうですが、金網のモノは一度設置すると出入り口が限定されてしまう。
そのため
作業効率が悪くなるという欠点があります。ワイヤーメッシュの場合には一部を外すことができるため出入りという面で金網にまさっています。しかし、板の場合は外せる箇所が多い分隙間が空きやすく隙間からイノシシに侵入されやすいという欠点があります。
一度、入られてしまうと対策の意味が無くなってしまう防護柵にとって侵入されやすいというのは致命的。だからと言って作業効率が悪くなることも避けたい。
そもそも、
防護柵を設置することで作業効率が落ちるので、設置することを避けたい。理想は防護柵がなくともイノシシが近づかないようにしたいけれどそんな上手い方法はおそらくない。よって、得手不得手な対策のどれかを選択することしか現状対策の手段がない。このことを実地で体感し、改めて獣害対策の難しさを感じました。
つい最近集計したアンケートの獣害対策で一番大切だと思う事は?という問に一番多かった回答が
『捕獲して頭数を減らすこと』 と答えていたのがようやくしっかり理解できました。
やはり、農地に入るイノシシではなく近づくイノシシの数や頻度を減らさない限り農家さんの苦労は解消されない。
ということが分かったと同時に、
農家ハンターは誰のためにあるのかようやく理解した気がしました。
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2019.06.19
【えづけSTOP!実践塾】
こんにちは、農家ハンターの猪上です‼
地域の実態に沿って えづけSTOP!対策を実践できる 人材を
全5回の講座で育成する「えづけSTOP!実践塾」。
その第1回目6/20(あさぎり町)6/21(玉名市)の2日間
くまもと☆農家ハンター プロジェクトリーダーの稲が講師として登壇します。
しかも、みっちり60分!
稲葉はプロジェクトリーダーとして研究者の方々の意見を
実際の現場で取り入れ日々 試行錯誤を重ねることで、
実践経験に裏付けされた地に足のついた知識がとても豊富です。
私も熊本へ来てから近くで勉強させて頂いてるのですが、
身になる情報ばかりで まさに現場の鬼です。
この60分間もこれから対策を行っていく方々にとって
大変役立つ情報が盛り沢山な60分になること請け合いです。
かく言う私もこれから対策を実践していく身として
60分に凝縮された公演を実は聞いてみたかったりします。
今日6月19日まで申込み受付中です。
ご興味のある方はくまもと☆農家ハンターのフェイスブックより
メッセージください!!
・受講希望日:6/20 または 6/21
・場所:あさぎり町 または 玉名市
・受講科目:座学と現場実習 どちらか または どちらも
(座学9:30~12:00、現場実習13:30~16:30)
https://www.facebook.com/kumamotofarmerswildboar/
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2019.06.18
こんにちは、農家ハンターの猪上です‼
ここの所、学習の方が追いつかず何処かで聞いたことのある事ばかり
投稿してきているのですが、今日も聞いた事があるかもしれません。
ご存知だったらすみません。今日はズバリ、毛髪の防除効果です。
毛髪つまり人の毛です。
皆さんの周りにも毛髪で畑を守ろうとしている方がいらっしゃいませんか?
農家ハンターの写真ファイルを見ていたら たまたま↓の写真を見つけて
気になったので今日のテーマにしました。
この防除方法をはじめて見たのは千葉県で↓の写真よりアフロのような形で
等間隔に防護柵に吊るしてありました。
千葉だけでなく遠い熊本の地でも同じことをしている人がいるということは
結構皆さんやられる対策のようなので取り上げてみました。
この防除方法 効きそうで実はかなり効果が薄いことが千葉県の農家さんを
見ていてわかりました。
その方は、はじめ毛髪を吊るすも2.3日で防護柵を破られ、次に毛髪を焚いて
嫌な匂いを出すも破られていました。
結局、トタンと金網で作られていた柵を電柵にすることでようやく被害がおさまり、
「はじめから電柵を張ればよかった」と話していました。
焚いた後の毛髪の方は意外と効果がありそうな匂いだったのですが、
本能に訴えかけるような対策では効果は数日単位でしか持続しないのが現実ですね。
以上、農家ハンターの猪上でした。
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2019.06.17
【イノシシは雑食性でも、、】
こんにちは、農家ハンターの猪上です‼
雑食性と言われるイノシシですが、実際は
そうでもなさそうな事例を見つけたのでご紹介します。
冬場の九州で捕獲されたイノシシを50頭ほど、 何を食べているのか調査を行ったそうです。 その結果はほとんどが植物質であり動物質のミミズなどは 僅か数%しか確認されず、植物質の中でもとりわけ根などの 地中にあるモノの割合が高かったそうです。 雑食と言われるイノシシでも実際は植物質のモノを好み、 印象通りイノシシはイモなどが好物みたいですね。 ところで、好物だからと言って箱罠のエサにイモを入れるのは あまり効果がないようです。 何人かの猟師さんから土の中のイモは好きでも外にあるイモは 警戒するという話しを聞いたことがあります。 やはり、賢いイノシシ 捕獲ともなると一筋縄ではいかないみたいです。
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