秋晴れの青空の下、熊本・戸馳島で行われた、戸馳アイランドワークス プレゼンツ “ 秋の収穫祭 ”。
県内各地からたくさんの家族連れが集まり、島の自然と食をまるごと楽しんだ1日を写真たっぷりでレポートします!
戸馳アイランドワークス主催「秋の収穫祭」
🍠まずはソラシドエコファームで芋掘り体験!
島内に2か所ある「ソラシドエコファーム」でスタート。
ソラシドエアの皆さんも前日から来島し、お客様でありながらホスト役としてイベントを盛り上げてくださいました。
今回のリーダー・井手くんが、この畑ができるまでの写真を見せながら紹介。
耕作放棄地だった場所を草刈りして、耕して、苗を植えて…
今では立派な芋畑に!子どもたちは食い入るように見ていました

電気柵のこともお伝えしました。子どもたちこれから見つけても触らないようにね!

硬い土の下から顔を出す立派なお芋たち。
「わー!出てきたー!」と歓声があがります。


誰が一番大きなお芋を掘れるかな?閉会式で発表されます!


前日、恒例の保育園児と芋掘り大会の予定でしたが雨のため中止に。次の日に親御さんと来てくれた園児さんもいました!
お次はぐんぐん歩いて

山に入って箱罠を見学します。
🐗箱罠を見学!イノシシ役の名演技も

次のプログラムは、山の中に設置された「箱罠」の見学。
初めて見る人も多く、子どもも大人も興味津々!
(普段見れるところに箱罠がないのは設置方法として正解です◎ )
「イノシシ役、やってみたい人〜?」と声をかけると、なんと手を挙げたのはソラシドエアの訓練生の方でした。
罠に入るだけではなく、入る前からイノシシになってくれました。
イノシシが乗り移ったかのような迫真の演技に拍手!
さすがソラシドさん、素晴らしい人材がいらっしゃいます。


🚜働く車に遭遇!道ばたの発見もいっぱい
山から出て、またてくてく。。。。。。
山を出て歩いていると、ガガガーッと音を立てて「働く車」が登場!
草刈り中の大型車両に、子どもたちは「すごーい!」と大興奮。

そんな中、道の端に「たぬきの足跡」も発見!たっちゃんが教えてくれました。

歩くこと5分。着いたのは減溶化施設。

ここで紹介したのは、イノシシさんの捕獲から処理までの流れです。
処理が大きな課題で、それを解決するための、イノシシさんをパウダーにするこのマシーンです。
細かいことは、子どもたちにはイメージが湧かなかったかもしれません。笑
🐮吉田牧場で黒毛和牛とご対面!
まだまだ歩くよ!
向かった先は吉田牧場さん。大きな大きな黒毛和牛に会えました。
5分ほど歩くと、立派な黒毛和牛が待つ「吉田牧場」に到着。
なかなか近くで見られない大きな牛さんたちです。

出荷を待つ大きな牛さんに子どもたちからは歓声があがりっぱなしです。

なかなかこんなに近くまで入らせていただける牧場はありません。子どもたちの学びのためにと迎えてくださいました。

先客がいました。子どものイノシシさんです!
牛さんが「なんだよ誰だよ」という感じであしらっていたのですが、イノシシの方は牛の周りをうろちょろし、時には牛と同じように動いて、自分を牛だと思ってそうでした。その様子がかわいくてかわいくて……

牛さんの餌を求めて獣がやってくるので、牧場の周辺ではよく出没します。戸馳島でもその現象が顕著でした。
この子もそうかもしれません。
しかしこの子を受け入れる吉田さんの懐…!!!大きい・・・!!!
✈️ドローンによる農業体験も!
大きな牛と無邪気なイノシシを見た後は、大きなドローンを見せてもらいました。島の農家・木村さんがドローンの操縦士です。

農薬を撒くドローン。今回は模擬なので水を撒いてもらいました。
あまり高くからだとうまく農薬がかからないので、稲の数十センチ上を飛ぶのが理想的だそうで、これは技術が必要そうです。

この日は風が強く、まっすぐは飛ばないと苦心されていました。ドローンは有資格者でないとこうして飛ばすことはできません。ラジコン好きな方には向いているかも。

お礼を言って、田んぼ道をまーーーっすぐ歩きます。

🐐ヤギとふれあう癒しタイム
そして前半最後のアクティビティはヤギ活です!

高くて細いところにのぼるヤギさんを間近で見れる機会はあまりないはず。
歩き疲れた体も癒される、のどかで気持ちのいいひとときでした。


おなかすいたーーーー
の合唱で向かったのは、若宮海水浴場。
11月になったというのに、暑くもあったこの日、浜辺が最高に気持ちよかったです。
🍴お昼は浜辺でBBQ!戸馳島の味覚が勢ぞろい
お昼ごはんは、イノシシソーセージとマシュマロのBBQ、焼き芋、竹の飯盒で炊く戸馳島の絶品白米です。車海老も釣れたら食べれるスタイルです。






🍤養殖業者が仲間だからできる!車海老釣り
車海老の養殖をする吉本水産のおかげで車海老釣りもできました!!
子どもたちはもちろん夢中、「子ども優先で…」と言ってくれる大人も夢中になりました。




もちろん美味100%です(うらやましい)

吉本水産にも働きに行っている井手くん。
さすが扱いが手慣れていました。


竹の飯盒を使ってお米を炊きます。



ドラム缶でうまく炊けるか!?
ワイルドなメンズが身体を張ってくれました。

15~20分ほどで炊き上がります。お米の甘さがぎゅぎゅっと詰まり、竹の香りも優しくて、絶品でした!



🐟魚のつかみ取り大会で大盛り上がり!
子どもを楽しませるのに全力のオトコ・けんじさんが舞台を作ります



最後のプログラムは魚の掴みどり!
浜辺にいけすを作りました(本気度が伝わるでしょう

タイ、クロダイ、キス、ガラカブ、ヒラメ、あわび、カニ、そこに追加の車海老。
子どもも大人も本気モード。
砂浜では歓声と笑い声が絶えませんでした。




小学生の部、未就学児の部、それぞれみんなどっさり獲りました。
その間、(冷静な)大人たちは……
静かにビーチクリーン。
ゴミはそんなになく、根強く生えていた草をとりました。

湘南に負けない、映えなビーチに戻りました!海の綺麗さは負けませんよ♡

🏆一番大きなお芋賞の発表!
閉会の最後は、いちばん大きなお芋をとった人に記念品贈呈!
なんと2kg超の一番大きなお芋を掘った、お米農家の息子さんにお米の贈呈という展開!笑



そうして終えた収穫祭。皆さんの笑顔を見れば大成功が分かります。
主催は、イノPも入るTOBASEアイランドワークス組合でした。
ソラシドエアの皆さん、ボランティアの皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございました✨


たっくさん歩いて、みんな気持ちよくへとへと。
おいしく楽しく学んで疲れるって最高!!!
次回も楽しみにしています。ぜひご一緒に!!
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番外編!収穫祭を支えてくれた皆さんの働きをご紹介します。
番外編❶ 宇土高校のボランティアの皆さん
竹を切ったりお米と水を測って1人ずつ渡せるようにしたり。おかげで竹で炊くご飯のおいしさをみんな知ることができました。


みんな掘ったお芋の根っこを切って、持ち帰りやすいように準備してくれました。



番外編❷ ソラシドエアのみなさん
前日からおいでくださいました。みっちり芋掘りの予定でしたが雨だったので、これを機にと初めてきた方にプレゼンを。


農家ハンターが何をしてきて、今何をしているか。ソラシドエアさんと一緒だと何ができるか改めて宮川さんから話がありました。
さて、こちらは竹を切っています。
竹の飯盒、うまくいくか!?一緒に試してくれました。



焼き芋もばっちり。


カラスの研究家・板原くんもお手伝いに来てくれましたよ〜

宮崎から大学生も!

お昼にはジビエソーセージのホットドックと楠田さん特製ジビエのポトフ。そして焼き芋。

優しくてほっこり美味しかった〜








稲葉農園でみかんの収穫をしました。農園主は不在の中、宮川さんが本領発揮!

園芸果樹科卒の宮川さん、説明がさすがで農家みたいでした!笑



高いところは簡単ではありません。雨上がりだったので濡れながらの作業でした。


晴れ間が出て、帰りには山の上のソラシドファームへ。傍に植えた早生桐の成長具合を見てきました。


そして最後は、戸馳島内にあるソラシドエコファーム2ヶ所に、看板の初お披露目です。
島の方に、ここがどんな場所なのかをお伝えするための看板です。井手くんが(むちゃぶりを受け)がんばって設置しました。きっと、ちょっとやそっとじゃ倒れませんよ!



栗の成長も確認。看板を見て、「草が生い茂ってたところからよくここまできたなぁ」という声が聞こえてきました。
さつまいも畑にも看板があります。内容はちょっと違いますので、島に来た方はぜひどちらもご覧くださいね。
「何をしているかを分かりやすくする」というのは、ただアピールするだけでなく応援してもらう素地をつくり、巻き込まれてくれる間口をひろげるようなことだなと思います。
そして島に航空業界のこんな人たちが来てると知れるなら、わたしが地元民ならとても嬉しく思うだろうなと思うのです。


以上、前日の裏話でしたー!












































































