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2024.07.31

ソラシドエコファーム2、耕作放棄地を再開墾!

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
20247月、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

この夏、ソラシドエアとの協定で生まれた、《ソラシドエコファーム》に新しい場所が仲間入り!村落開発センターの裏、かつてのみかん畑です。

耕作放棄地となり鬱蒼としていたところを草刈りしてさっぱりしました!

 

農家ハンターメンバーの今村さんに秘密兵器をかしていただき、草刈りの効率が爆上がり。驚きのパワーです✨「この機械のおかげで短時間で終わる」と賛辞を述べたのは井上くんとたっちゃんです。

 

 

 

このままにしていてもただ草が生えるだけで何も問題ない……ように思われる方もいるかもしれません。しかし、この農地として使われなくなった場所、耕作放棄地をどうするかが鳥獣対策に大きく影響します。鬱蒼とした場所はイノシシさんの隠れ場所にうってつけなんです。

民家が近くにある田畑が耕作放棄地になると、そこを隠れ家にして人間の生活との距離が縮まります。農地としての役割を終えた場所は、動物も人間もお互い安心して暮らすために、見通しのいいさっぱりした場所に変身させることが欠かせないのです。

耕作放棄地を草刈りして見通しよく管理していくのは予防の第一歩ということですね。

 

そのため、農家ハンターではいくつもの耕作放棄地を再開墾して活用しています。

 

 

 

さて、今回ソラシドエアさんのソラシドエコファーム2となったこの場所は、みかんの段々畑だったようです。背丈よりも大きい草が生い茂っているときには段があると分かりませんでした。草刈りは段差があると、より時間がかかります。

でも、ソラシドの皆さんが機械を使いこなし、黙々と作業を進められたおかげで、朝7時からはじめた草刈りは3時間もかからずに終了しました。すばらしい!

 

ここの土は、だいぶ硬くっていて、何か野菜を育てるにはこのままだとちょっと難しそう…と猪上くん。

そのため、エコファーム1号ではさつまいもを植えていますが、ここでは果樹かな?栗かな?

これから考えるそうです。

 

 

 

終わってからは、うきうきらんらんブルーベリー園でブルーベリーと冷凍いちごけずりでエネルギーチャージです。

 

 

 

 

 

そうそう、ソラシドエコファーム1号も、この前日に周りの草刈りをしてすっかりキレイになりました。

2日間に渡るエコファームメンテナンス、お疲れ様でした!

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2024.07.25

キャリアデザイン夏講座!宇土中学・高校生に向けて

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
20247月、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

宇土中学校・高校で、キャリアデザイン講座第一弾に、楠田さんとJICAから研修に来ている松尾さん、宮脇さんの3人が登壇しました!

 

いくつもの教室に分かれた150名ほどの生徒の皆さんを前に、3人がこれまでの人生を振り返り、見ている未来について話をしました。

 

トップバッター楠田さん。

島根出身の楠田さん、島根県はどこでしょう?というクイズからスタート。

賢いみなさんなので最終的に間違いはしませんでしたが、とっても賑わいました。つかみはオッケー!

 

東大卒、農水省出身、ベンチャー企業を経て熊本に移住し、鳥獣対策をするイノPに入社する

 

それだけでも「おっ」となるキャリアですが、何が転機となったのか、

一つ前のブログで取り上げていますので、詳しくはぜひご覧いただければと思います。

勇気ある決断に見えますが、ご本人にはとても着実な未来が見えておられるようです。

 

ビジネスの力で、地域課題である鳥獣害問題を解決しようとしているイノピーで、

「行政・民間を経験しているので、共に対策を考えてアシストしていきたい」と楠田さん。

 

学生の皆さんへのメッセージは、
「読書、身近な人へのインタビュー、学業を大切に!きっとキャリアデザインに役立ちます」

 

 

宮脇亜美さん

これから、JICAの海外協力隊員としてカメルーンに赴任する予定の宮脇さん。

 

食品、旅行、化粧品、たくさん興味がある中で選んだのは、看護師でした。救命救急の現場で働いていたのを辞めて協力隊員に応募したそうです。

 

大学時代も遊ぶ間を惜しんで学び、現場に出てもずっと勉強。大変だったそうです。

でも勉強すればするほど患者さんの身体のことがわかります。
それから、自分の判断ミスが患者さんを危険に晒すこともあるお仕事。苦しいこと悔しいことも多かったものの、仕事はとっても楽しかった!と話してくれました。

 

 

そんな宮脇さんからのメッセージ。

「なんでも挑戦してみよう!」

宮脇さんらしいです。

 

 

松尾枝梨乃さん

宮脇さんと同じく、松尾さんもJICAの海外協力隊員としてアフリカ・ルワンダへの赴任が決まっています。

 

「アフリカで活躍するお医者さんになりたい!」と志を持っていました。

お医者さんになることを目指していた彼女でしたが、実際に行ってみたアフリカでそれが変わりました。

「アフリカの水問題を解決したい」という思いが強くなり、建設コンサルタントとして働いてきました。建設コンサルタントとは、道路を作る・橋をつくるとなったときに現地調査をする仕事です。現地の住民の方のニーズの把握や調整などもお仕事です。アフリカに行くことを目標にしてきましたが、それが入社した会社で叶わなかったことから協力隊の道を選びました。

しっかり勉強してきたことが窺えました。

 

「すべての人の言葉を聞いて、最終決定は自分で考えて、自分の手で。」

これも松尾さんらしい✨

 

 

総括は彼です

JICA九州熊本デスクの尾上さんからのご案内があり、

最後の総括はやっぱりこの人、宮川さんです。

 

「今日話をした皆さん、前職はいい仕事をしてました。自分が望む仕事、自分のスキルを活かせる仕事。それを辞めてまで、地方やアフリカに行くと決めました。めちゃめちゃ勉強してきて、人の役に立とうとしている。素晴らしいと思いました。みなさんはどう感じたでしょうか」

 

1時間半の中で、3人の方の人生を覗く時間でした。
わたしも勉強になりました!

 

しっかり勉強して好きなことに全力投球、がんばってくださーい!!

 

宇土中学・高校、良い学校でした。校長先生をはじめ、生徒の幅ひろい学びの機会をつくろうと頑張っておられます。素敵!✨

 

JICAの松尾さん、宮脇さんの研修は終わりました。これからまた、語学研修などを経てそれぞれの赴任地へ向かわれます。
この研修は希望者が受けられるもので、強制ではありません。赴任地に行く前に、地域に入り仕事をするという、本番へのウォーミングアップのようなものです。慣れない地域、文化、仕事内容、大変だったと思いますがお疲れ様でしたー!これからのご活躍間違いなしです!✨

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2024.07.15

第一回・とばせ車座。ワイワイとばしてこー!

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

20247月、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

梅雨の晴れ間、「とばせ車座」が行われました!

60名を超える方々、それも仕事でプライベートでご活躍のパワフルな皆さんです。

 

結婚式よりも詳しく参加者の紹介が載った席次表が事前に配られ、個々で繋がってね!と、異業種交流会のよう。

テーマごとにグループに分けられ席に着きます。例えば、「農業の未来を考える」「食の未来をわくわく考えよう」「教育を考える」『DX」といった、それぞれ関心や専門に近いテーマで、分科会のようなものでした。

 

 

16時からスタートし、スピーチなどだいぶ賑わったようです。

アメリカから帰国したばかりの学生さんが何人もいたりして、英語で話が進む席もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとちゃんとした(真面目な)お話は前半でしっかりあっていた(と思う)のですが、わたしが到着したのは19:30、「宴もたけなわ」な状態のところでした。

お酒が入り赤ら顔の方、お腹いっぱいの方、ニコニコ顔の皆さんに迎えられました。

 

こんな感じなので、まともなご報告はちょっとできないのですが;、驚いたのは参加者の皆さんの層です。

会社員の方、経営者の方、農家の方、学生、個人で何かされている方、教育関係などなどとても多様でした。とにかくおもしろい方々で、枠にとらわれないフリーマインド、そしてどこかのため、誰かのため、何かのためにがんばる素敵な皆さんです。

そんな方々が60名も、熊本市内から車で1時間以上かかる戸馳島に集まってくれること、お酒も楽しみ、中には朝まで過ごす方がいること、これが農家ハンターだなぁと思います。

 

食事やお酒も用意されていましたが、その中でみなさんがやっぱり嬉しそうにしていたのはイノシシさんのまるっとグリル焼き。
前日に獲れたばかりのウリ坊ちゃん、猪上くんがじっくりじっくり焼きました。待ってました!とばかりに歓声が上がります。

 

 

参加者の皆さんは、何かを一品持ち寄るということになっていました。
農家さんやら経営者さんやら、推しグルメのある皆さんですので集まったものもおもしろかった!

自社製品だったり箱で持ってこられていたりと規格外。手作りのチーズケーキにおにぎりも最高でした。おまんじゅうも。持ってくるものにもまた個性があって、そこから話が広がります。

 

 

きっと、タメになるお話はわたしが到着するまでたくさんあったんだと思いますが、一番盛り上がったのは結婚相談所での婚活、婚活の分析の話でした。宮川さんはここからたくさんのインスピレーションをもらっているようでした!これから何をするんだろう…笑

 

 

到着が遅くなったのと人見知りもあり、あまりたくさんの人と話せなかったわたしですが
カメラのSDカードを忘れ(へへへ、ポンコツです)、スマホはなんとなく触らずにいたので当日の写真がありません。ここに掲載している写真は、まるっと西國しょうたさんを中心に、参加の方から寄せ集まった力作をお借りしてお届けしました!

 

 

泊まり組の、翌朝のおじさま方の寝起き写真で締めくくります。

 

今回は仕事も忘れ、ただただ楽しませてもらった私ですが、今後もこれがどう動いていくのか注目していきます!きっとまたおもしろいことをされると思うので、ご期待くださーい!

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2024.06.27

インタビュー・この人に聞いてみた!楠田 弘毅さん編

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

 2月に東京から熊本に移住してきた、NEW FACEの楠田弘毅さんにインタビューしました。

 

たかき ようこそ、熊本へ。そして農家ハンターへ!本当においでいただけるとは✨

 

楠田さん  熊本、住みやすいし居心地がいいです。仕事も生活環境も。

 

たかき ご出身は島根県でしたよね。もともと農家ご出身ですか?

 

楠田さん  実家は農家ではなかったですが、大学3年のときに農学部に進学してそれがおもしろかったんですよね。もっと学ぼうと、東大関連の大学院で保全生態学研究室で学びました。環境問題が騒がれている時期でもあったので、農業も関係深いよなと、関心を持ち続けていました。いずれは島根に帰って、農業関連で地域のためになる仕事をしたいと考えていました。

 

たかき 東大から東大の農学部関連の大学院に進まれたんですね。そこから農水省でしたよね。

 

楠田さん 農水省に8年ちょっと勤めました。産業政策的な視点でサトウキビの産業を維持発展していくための施策を考えたり、周知したり、国会対応の部署など省内でさまざまな業種を経験しました。今から11年前、農水省に入って2年目のときに、ファームステイのように農家さんのところに住み込みで研修を受けるというプログラムがあって、たまたまマッチングしたのが宮川洋蘭だったです。

 

 

たかき そこが宮川代表との出会いだったんですね。研修はどうでしたか?

 

楠田さん とにかく楽しかったんですよね。まだ将人さんのお子さんも小さくて毎日遊びました。将人さんが「せっかく来てるんだから」といろんなところに連れて行ってくれたことを覚えています。。大学では縁のなかった洋蘭のことも学べて、すごく良い思い出です。それからもたまに連絡をとっていたので、近況はなんとなく知っていました。

 

たかき 農水省とのギャップがすごそうです。

 

 

楠田さん そうですね。終電で帰れるか帰れないか…というくらいまで働くことも多く、毎日大変でした。でもそのおかげで日本の農業の大枠を知ることができましたし、今に繋がっています。

 

たかき そこで宮川さんから戸馳島においでよとプロポーズ受けたんですね?華々しいキャリアの道から離れることに不安はありませんでしたか?

 

楠田さん そうですね(笑)。もともと、10年くらい農水省に勤めて島根に帰ろうと思っていたので退職は予定内です。島根ではないですけど(笑)。働く中で「これが現場にとって正しいことなのか?」という葛藤を感じる場面があったり、公人としての重圧を感じていました。子どもが産まれてからはこのままの働き方はできないと考えていたので、転職に抵抗はなかったですね。すぐにでもこっちに来たかったんですが、子どもがまだ生まれたばかりで、保育園がどんなところかも分からない、知らない土地で保育園を探す、僕も妻も転職するとなると初めてづくしになるので、一度東京で保育園に通ってからにしようと夫婦で話し合いました。それで、農水省の後に、関東にある農業ベンチャー企業で2年働きました。

 

たかき その間、熊本に来ることへの思いが変化しなかったんですね。農家ハンターではどんなお仕事をされていますか?

 

楠田さん 農水省で8年ちょっと働いている間、「現場に出たい」という思いがずっと消えなかったんですよね。だから嬉しいですよ。今の仕事は、委託事業や補助金やコンペの企画書作りが主です。どんな団体がどんな趣旨で募集しているかリサーチして、伝わるように資料を仕上げていっています。

 

 

たかき 頭脳派ですね。

 

楠田さん 自分の得意なことで喜んでもらえるので、僕もやりがいがあります。現場も大事だし好きなのでできるだけ行きたいんですが、体力的にそんなにできないのも理解してもらえてありがたいです。稲葉さんの講演現場についていくこともありますし、これからは講座の講師なんかの仕事も入ってくるかもしれません。

 

たかき 秘書のような役割もされていますよね、皆さんのスケジュールを把握したりとか。

 

楠田さん あぁそうですね。自分としてもやりたいことが見えてきました。

 

たかき おぉ!

 

楠田さん 役所の人向けに、《鳥獣対策の政策づくりを一緒に考える講座》をやれないかと思っています。皆さん仕事に追われてお忙しいので、1時間でも2時間でも集中して「これならやってみれるんじゃないか」という感覚を掴めるものができるといいなと。そのためにファシリテーションとか勉強してみようと思っています。

 

たかき いいですね。ワークショップみたいな感じですね。

 

楠田さん まさに。こちらに答えがあるというよりは、一緒に考えていくスタイルですね。思考を積み上げていって、政策をつくるといいものができるんじゃないかなと思っています。

 

たかき 楠田さんだからこそできることですね! 熊本で4ヶ月生活されていますが、東京とはどう違いますか。

 

楠田さん なんかこわばりが解けたような気がします。東京では追い立てられているように感じていたんですが、心が軽くなったような。お店に行っても店員さんとの距離が近い気がします。東京は線引きがきちっとしてる。人間関係の緊張感が薄れたような感覚ですかね。子どもも園庭で毎日遊んで楽しそうで、親としては嬉しいですね。妻も良い職場に恵まれて、家族みんな楽しんでいますよ。

 

 

 

楠田さん、ありがとうございました!これからのご活躍、楽しみにしています!

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2024.06.18

内閣総理大臣補佐官、農家ハンターへ!

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2023年6月、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

ある日、見たこともない光景が!

洋蘭のハウスが、明るくて花の匂いに包まれた会議場になっていました。

 

 

お迎えしたのは、内閣総理大臣補佐官の小里泰弘さんと農水省や宇城市のお役人さん御一行様です。農家ハンターに視察においでになりました。

 

 

今回の視察プログラムは、農家ハンターの活動内容プレゼン・意見交換・宮川洋蘭視察・農泊施設視察・箱罠視察・ジビエファーム視察と、ハイライトコース。

 

農家ハンターの活動プレゼンは、宮川さん・現場の稲葉たっちゃんとジビエファームの井上くんがそれぞれ話をしました。

 

話した内容は
①活動のきっかけとモットー
②農家ハンターのビジネス部門・株式会社イノPの起業や事業内容
③ジビエ事業の難しさと工夫
④IcT導入の利点と課題
⑤これまでの活動と学び
⑥これからのチャレンジ
でした。

 

 

 

 

楠田さん、農水省同期の方とここで再会‼️✨

 

 

中には、私も初めて知ることもありました。
農家ハンターが活動を初めてすぐのこと。クラウドファンディングによって箱罠を購入し設置したものの、7ヶ月間、一頭も捕獲できませんでした。
元農水省の専門家に指導を仰いだら、その後3日で捕獲することができたということ。

キャリアの方、現場とは離れているかと思いきや(ごめんなさい)、さすが国のプロフェッショナル!

そこからイノシシさんの生態を知ろうと、イノシシさんに学ぶことになっていくのですが、流れを変えたキーパーソンです。

 

 

質疑の時間では、小里さんから熱心な質問がありました。一部ご紹介しますね。

 

Q: これから、鳥獣問題はどうなっていくと思われますか?(農家ハンターでは、対策が講じて捕獲頭数はめきめき減っています。ビジネスとしては困るだろうというご心配もありながら)

A: 宇土半島では、タイワンリスを駆除できたという実績があり、PDCAのある町なので、対策で更に効果を上げられると思っています。ジビエのビジネスとしては困りますが(笑)。

 

Q: さらに活用を拡げるために、これからの取り組みや方針がありますか。例えば、ペットフードはジビエと相性がいいですね。

A: ペットフードも需要がありますが、今は人材的に難しい現状です。また、ジビエの価値を高めたいという思いもあります。動物福祉の一環として、動物園の動物への屠体給餌にも力を入れており、可能性を感じています。

 

Q: 捕獲してからの活用はどんな割合ですか

A: ジビエになるのは全捕獲数の約2割で、8割が堆肥です。”えづけSTOP”という鳥獣を寄せ付けないための取り組みの効果で、イノシシが痩せました。だからジビエとしての利活用も減りましたが、良いことだと思ってます。

鹿も堆肥化できると、対策が一気に進むと期待しています。また、私たちの経験から、活用のためにとジビエからスタートするのはオススメできません。ビジネスとして難しいからです。堆肥化の機械をまず導入することで、処理の負担を抑えつつどんな個体が獲れるのか把握し、そこからジビエという流れだと無理がないかと思います。堆肥がペットフードの原料になれば、利活用の可能性が高くなると思っています。

「ジビエになるのは2割」という返答に対し、「全国平均は1割なので、大したものですね」と感心しておられる様子でした。

メモもたくさんしておられました。また、「考えるのは簡単、実践は難しい」と、対策の難しさもご理解を示しておられました。活動や活動をする人に対してもリスペクトを持っておられるご様子が伝わりました。

私が拝見する中で、IcTの活用や鳥獣対策のこれからについて、そして捕獲した後の動物さんの利活用についてを、特に課題としてお考えのようでした。
鳥獣対策をすすめ、これから力を入れていくアグロツーリズムという観光にも繋げていけることに、大きな可能性を感じてくださったようです。

 

ジビエファームで。
JICAから派遣されて研修に来ている、未来の海外協力隊の2人とも交流する様子。

 

アグロツーリズムが本格的に始まったらまたぜひおいでいただきたいです!

 

 

===

 

話はちょっとそれますが、7月を目前に個人的に声を大にしてここで言いたいことがあります。

稲葉たっちゃんの講演をこれまでだいぶ聞かせてもらっている者として!

 

7月からイノシシさん急に出てきます!みなさん今のうちに対策を!

 

まず、残渣をイノシシさんが入れる場所に置かない。置くなら柵の中に置いてください。

柵の電圧は大丈夫ですか?必要なのは2000V以上です。

柵のどこかに、ゆがみや穴など小動物の抜け道になる箇所はありませんか?今一度チェックしてみてくださーい

近くに、草刈りできる耕作放棄地があれば刈ってください

 

イノシシから守るくらいの畑が欲しいと贅沢は言わないので、2畳ほどの家庭菜園が欲しい高木より。

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