農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
2022年5月、彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。
和歌山から鳥獣対策に励む仲間がやってきた!
和歌山県の日向屋の皆さんが、はるばる農家ハンターにきてくれましたー✨
いらっしゃったのは
代表で梅と柑橘農家の岡本和宣さん、
止め刺し・解体を一手に担う湯川俊之さん、(年間600−700頭をお1人で!)
地域おこし協力隊員として日向屋の活動を支える田中和広さんの3名。
めちゃめちゃ仲良し。
日向屋さんのこと
日向屋は、農家さんを中心としたメンバーで活動をスタートしました。
ちょうど農家ハンターの活動開始時期と同じ頃です。
目的は地域課題の解決。
農家さんの多い地域なので、農家さんを手伝ったり、農産品の加工や受託など。
グリーンツーリズムも受け入れています。
農家さんの手で、地域の課題を解決しようとする中で、鳥獣害対策は必須でした。
昔から獲る文化はあったものの、漁師さんが減った途端にイノシシが増えてきて、庭にまでやってくるようになりました。
対策を始めて、80%の被害が減りました。
農業するなら鳥獣対策とワンセット。そうでなければ続けられません。
対策とは、防護と捕獲、処理があります。
これから農業始める人も、まずは防護が必要。
問題は捕獲と処理。捕まえたあとが大変で止め刺しや処理がネックです。
でも、この活動があるから
「イノシシがいても、うちらが止め刺し(屠畜と同じ意味)するし受け入れもするから、農業やりなよ」って言うことができます。
地域の人がこの活動を理解してくれていることも聞きました。
地域のための活動であることを地域の人が分かってくれているおかげで、
解体処理場の場所もスムーズに決まりました。
そんなお話をお聞きしました。
同志!!
農家さん主体で対策に取り組み、野生動物の捕獲や解体、活用するのは、日向屋さんも農家ハンターも同じです。
どちらも、軸にあるのは地域を守りたい、農業被害を食い止めたいという気持ち。
めちゃ仲良しで、明るくて、それぞれの立場で活躍していることも似ています。
共通の思いや課題もいくつもありました。
・途中でやめるわけにはいかない。やめたら被害が増え課題解決から遠ざかることになる。
・食べられない個体の活用を広げたい
・「田舎で何もない」ではない。観光資源は自分たちで作ればいい。
・地元の人が喜んでくれるのが一番
・民間主導でやることの重要さ
などなど。
とにかく皆さんポジティブで明るくて仲良くて、農家ハンター和歌山版というか、日向屋熊本版というか。笑
日向屋さんHP https://team-hinata.com/
農家ハンターには、同じ立場、同じ思いで取り組む仲間がいることを肌で感じました。
わたしは横で聞いているだけでしたが
「ルイージがいた!」みたいな気持ちでした。
柿の木の下の心地いい季節です。
柿の葉ってこんなに美しかったんですね。