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2021.01.26

お肉が好きだから!!

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

 

農家ハンター社員歴半年の大池さよさん

 

空き家となった民家、荷物どっさりの状態を綺麗に整えるのがお上手です。

実家に帰ったら出てくるような、お母さんご飯もお手の物で、手際がものすごく良いです。

細かいことは気にしない感じが気持ちいいです。

音を奏でる、ヒーリングの何かすごいことができます(まだ聴いたことがありません、いつかしら)。

 

そんな彼女の入社の理由

仕事で社会貢献できること、

循環の環の中に入ってみたいという思いがあったこと、

ということも 大いにあるようですが。

 

一番最初に出てきたのは

「お肉が好きだから!!!」

 

キラッキラの目で言うのです。

 

彼女は、狩猟免許を持っています。

罠にかかったイノシシさんのところに行くこともあるし、

ジビエファームに届いたイノシシさんの解体もします。

 

以前、このブログでもご紹介したように

「どうイノシシさんの命を終わらせるか」ということも大切ですし、

解体をいかに丁寧にするかで、料理がしやすいか、美味しさを存分に引き出せるかが変わります。

 

彼女は、料理研究家の方のワークショップで学んだことを機に

解体するときに、もっと調理する人のことを考えて取り組む!と気持ちを新たにしたようです。

 

「このくらいでいいか」な妥協はなしで

切り方、スジの取り方など、解体の時にできることをやろう、と。

 

それも「美味しいお肉が食べたいから!!」が大きなポイント。

 

大池さんと話していると、

せっかくのイノシシさん、美味しく食べて欲しい、

この美味しさを味わって欲しい気持ちがとても強いのが印象的です。

 

食べながら

「おいしい〜!!!」という声が10秒に1回は聞こえてきます。

 

ありがとう!!

 

ある時、箱罠にかかったイノシシさんのところに行くのに同行させてもらいました。

そしてその後の一部始終を見せていただきました。

飼っていた犬の死に目にもあえていない私が、魚よりも大きいものの命が閉じていく瞬間を見たのは初めてでした。

最後の声を聞き、全てが終わった後に「ごめんね」と思わず言ってしまいました。

言った後にハッとしたし、

傍観者の立場で、誰かがやってくれているから安心して過ごしていられる私が言うのはキレイゴトだと分かっているけれど、思わず出てしまいました。

 

その横で、さよさんは元気よく

「ありがとう!!!!」

と言ったのです。

彼女は、循環の中でこのイノシシさんの命を無駄にしない、ということができます。

肥料になり、石けんになり、お肉になり、マスクケースになり、ジャーキーになり

社会課題への理解を深めることになります。

 

浅はかな言葉を反省しました。

そして、さよさんをはじめ、こうやって無駄にしないということに従事してくれることのありがたみも感じました。

 

こんな子に食べられたら嬉しいだろうなぁイノシシさん。

それぞれの役割で

 

大池さんのみならず、

ジビエファームのメンバーである猪上くん、佐渡さんも、

それぞれのカラーがあって、それぞれの役割があります。

周りのサポーターにがしっと支えられながら、それぞれが誠心誠意イノシシさんに向き合っていますので、

ジビエファームから届くお肉は、きっともっともっと美味しくなることと思います。

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2021.01.12

ジビエ飯をいただきました

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです

2021年1月12日 彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

農家ハンターでは、ジビエ料理のエキスパート・西村直子さんが、ジビエクッキングレッスンをしてくださり、

そのレッスンの復習ということで私たちも振る舞っていただきました。

 

 

偶然来てくれていた、熊本の人気者・キムカズさんもご一緒に♪

(偶然がやたらすごいのが農家ハンターあるある)

 

火を通したレタスで巻いた、サムギョプサルならぬイノギョプサル、

ハーブやスパイスで漬け込んだもの、

ハムにソーセージ、阿蘇のタカナード添え…

ニンニク・玉ねぎとの最強焼肉

 

 

匂いだけでご飯食べれます。3杯いけます。

写真だけでお伝えするのはもったいないけど、とにもかくにもみなさん大満足!!

 

 

 

 

 

 

 

小学生からは

「熊本の黒毛和牛より美味しい…!!」

のお言葉いただきましたー!!

 

これまでの猪肉の概念を覆した…!とそんな声も聞こえてきました。

 

 

 

 

クッキングレッスンは、社員の大池さんにとって大きな刺激になったようです。

 

「誰が調理しても美味しくなるものでなければならない。

それは、イノシシさん解体の仕方次第だと痛感。やれること、やりたいことはたくさんある!」

 

 

前日に、天草の海で釣ったというガラカブも揚げてくれました♪

釣ったのは猪上くんと大池さん!

 

美味しかったなぁ〜

自然の美味しいものだらけです。

 

 

美味しさを届けたい!!

ので今回もリンク貼っておきます。

 

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E8%BE%B2%E5%AE%B6%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/

まわしものみたいで恐縮ですけど笑

本当に口にされたみなさんの感動の声や表情を  よーーーく見て聞いているので、

お知らせしたいのです。

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2021.01.04

KMバイオロジクスさんと作戦会議!

あけましておめでとうございます

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

3つ前の投稿で、KMバイオロジクスさんにジビエ料理を振る舞ったことについて書きました。

 

あれから、実は農家ハンター宮川氏・さよちゃんが、KMバイオロジクスの永里社長はじめ幹部の皆さまに会いにお邪魔してきました!

わたしも、図々しく同行させていただいちゃいました。

 

絶景のKMバイオロジクスさんへ!

 

まず熊本市の北部から阿蘇までを望める展望台のようなお部屋にびっくり。

完全におのぼりさんの私たち、感激しっぱなしです。

 

以前、宮川氏による、農家ハンタープレゼンは聴いていただいており、

今回はどんなことを農家ハンターが目指しているのか、ということを伝えることができました。

 

「今は農家さんが困ってる、で住むかもしれない。けれどもっともっとイノシシさんが人里に現れるようになり、万が一子どもに何かあってからでは遅い。イノシシを悪者にしたくないし、誰も被害に遭ってほしくはない。農家ハンターは、それを阻止し、共存していくための取り組みです」

 

 

 

永里社長は 熱心に聞いてくださっていました。

どうしてここまでイノシシが増えたのか、という話の流れでコロナウイルスの話になりました。

 

「何が害か、というのは、見方で変わる。
たとえばコロナウイルスも、必ずしも悪者とは言えない。広い視野で見たときには、人間の方がもしかするとよっぽど害と言えるかもしれない。
そこに目を向けず、ワクチンがあればいいということだけでは、本当の問題は解決していかない。」

私は、永里社長が、ワクチンの開発に並々ならぬ責任感を持っておられるご様子を垣間見ています。

この言葉から、直面している課題の根本を見ておられるのだと思いました。

 

 

立田山でも

永里社長は、ここから目と鼻の先にある立田山でもイノシシが増えていることを危惧しておられ、

それに対し、企業として何かできることはないか考えている中での農家ハンターとの出会いでした。

「三角で培ったノウハウを、立田山や他の地域に生かすことはできるか」

「KMBの社員が手伝える、具体的なことはなんだろうか」

「社員に理解を深めてもらうために、こんなことをしてはどうだろうか」

などなど、社長はじめ皆さんから色々な意見が出されました。

 

社食のメニューにジビエ料理を加えていただくという元々の案がありましたが、それに限らずさらに可能性に満ちた話ができ、

そこで出たアイディアのいくつかを形にすることを約束してくれました。

内容はオフレコかもしれないのでまだ黙っておきます♡

 

社会課題の解決に本気の企業が地元にあるなんて、誇らしい気持ちになりました。

 

こんな地元企業とタッグを組めるなんて、なんて嬉しいことでしょう!

今年も農家ハンターから目が離せません。

みなさんも、どうぞ追いかけてくださいませ。

 

 

最後に、学生時代のマドンナに再会し喜び全開の宮川さん、記念に小さく載せておきます。

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2020.12.20

研修生から社員へ!

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

正式参入!研修生だった佐渡さん

 

会うたびに、佐渡さんの表情が明るくなり

彼らしさが見えてきている気がしていました。

農業も魚釣りも、もちろんイノシシさんとの対峙もとにかくいきいきと日々を過ごしています。

狩猟免許も無事に取得されました。

 

 

 

 

 

 

多くを吸収している様子でした。

これまでの人生と大きく違う環境や状況を楽しんでいるようでした。

彼が「もう満足!じゃ!」と東京へ帰ってもおかしくはないようにも見えていました。

 

何より彼には家族がいます。

家族をとても大切に思っていることは伝わっていました。

でも家族で話し合って、三角に移住することを決められたそうです。

 

 

生きるということ

家族が一緒にいることはもちろん、

佐渡さんが決めたもう一つの理由は

「生きるということが何か、どんなことか、子どもたちがここで学べること」

 

彼の中での答えもそこにあるのかも。

 

 

そしてとにかく農家ハンターの仕事が楽しそうです。

イノシシさんとの向き合い、いろんなことを学びたい、体得したいという情熱に溢れています。

新しいことに目をキラキラさせるミドルエイジの素晴らしさ!!

 

 

実は、代表の宮川さんも、佐渡さんがここの生活や仕事を受け入れられるかをちょっと心配していたそうです。

彼の決意を、とても喜んでおられました。

もちろん他の皆さんも。

 

あぁぁ私も嬉しいなぁ!!!

 

 

家もベストな場所に無事見つかりました。

佐渡さんを三角で見かけたらぜひ熊本の美味しい食材を教えてあげてください。

 

 

農家ハンターの戦力がまた増えました。

美味しい展開もまたさらに広がりそうです。

 

©︎佐渡さん

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2020.12.11

改めて学ぼう!ジビエ勉強会

農家ハンター応援団 フォトライターの髙木あゆみです!

彼らの現場で見て感じた事をレポートさせていただきます。

 

カリスマによる勉強会

ジビエのカリスマ・糸島ジビエ研究所の代表・西村直人氏を招き、勉強会が行われていました。

 

 

今回は2回目の講習です。

 

衛生面、動物福祉の観点、体の仕組み、などなど

出てくる言葉が pHやら動脈やら熱伝導やら…

理科や医学を学んでいるようでした。

汗が出てきました;

 

 

カリスマの知識はものすごかった・・・

何を聞いてももれなく 答えてくれます。とても分かりやすい解説と共に!

 

カリスマ、まだ26歳、

大学時代に学内にイノシシが出没し対策委員会に入ったことが彼のジビエライフが始まりでした。

狩猟家さんから学び、精肉加工を学び、在学中に起業して今に至ります。

狩猟も加工もどちらも学んでいるから、総合的な判断ができるようです。

罠にかかったイノシシさんとどう対峙するかで、イノシシさんが感じるストレスは大きく違います。そして、お肉の質も違います。

 

カリスマは学生時代に教育も学んでいたからか、説明もとても分かりやすい。

 

どんな時間の使い方で人生を過ごしてきたのか、意味不明なくらい奥深い方でした

理科は苦手ですが、おかげでなんとか最後までついていけました。

 

 

経験にさらなる知識・理解を加えよう

農家ハンターは試行錯誤しながら ここまで走ってきました。

こうやって学びを深めると、経験から見えてきた課題を正しく捉え解決していくことができます。

 

「こうなる理由がわからないのですが、何が考えられますか」

「なんでだろうと思っていたけど、こういうことだったんですね!」

「次はこれを教えてください!」

と意欲的なみなさん、

 

イノシシさんが最後までストレスを感じないために、

そして皆さんに喜んでいただけるお肉を作りたいという情熱でアツアツな日でした。

 

 

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